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二圃式農業 耕地を2つに分け、それぞれを耕作地・休耕地として毎年これらを交代させる農業。 耕地Aを、1年目耕作地として利用、2年目は休耕地 耕地Bは、1年目 休耕地、2年目は耕作地として利用 三圃式農業 耕地を2つに分け、それぞれを冬作用の耕地・夏作用の耕地・休耕地として毎年これらを交代させる農業。 3年周期で各耕地の役割ローテーションが行われます。 耕地Aを、 1年目冬作地、2年目夏作地、3年目は休耕地 耕地Bを、 1年目休耕地、2年目冬作地、3年目は夏作地 耕地Cを、 1年目夏作地、2年目休耕地、3年目は冬作地 休耕地を設けることにより、土地の生産力を回復させつつ、一方の耕作地で常に地力を維持することを目的としています。 休耕地では、降水による水分の補給や腐食の堆積や家畜の糞尿などによる栄養分の補給が行われています。 ヨーロッパでは、降水量が少ないために古代より二圃式農業が行われ、10世紀から11世紀頃より三圃式農業へと発展しました。 近代になると、飼料作物の栽培により、家畜の飼育も兼ねる形で混合農業として更に発展し、現在に至ります。 地中海沿岸地域は他のヨーロッパ地域に比べ、夏の降水量が少ないため、三圃式農業や混合農業への発展が見られなく、地中海沿岸地域における二圃式農業は地中海式農業として発展しました。
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質問者からのお礼コメント
ありんす
お礼日時:2014/1/26 14:21