それでは一緒に計算してみましょう。計算方法を覚えておくと、水槽が変わった時にも役立ちますよ。 まずは水槽の容積の計算。水槽内にどれだけの水が入るかです。 90cm×45cm×45cm＝182250cm３ すなわち、182250mL（182.25L）の水が入るわけですね。 水は１mL辺り１gの重さなので、水槽内の水の重さは182250gとなります。 塩水浴のときの塩分濃度は0.5～１％くらいが良しといわれていますので、 １％の場合は、182250gの１％に当たる量の塩を入れます。 182250g×0.01＝1822.5g 大体1.8kgですね。かなり大量の食塩が必要になります。（アジシオやエンリッチはダメですよ） 他の方もおっしゃっていますが、水草がある場合は水草を取り除くか、魚を別水槽に 移動して行って下さい。塩水は水草にはNGです。 どういった症状で塩水浴させようと思われたか分かりませんので、 何ともいえないのですが、白点病とかでしたら水温を上昇させるだけで 改善される事もあります。白点病菌は２９℃くらいで死滅するといわれていますので、 ２９～３０℃を４～５日保つと、キレイに治る事もあります。この方法ですと、 水草もそのままでいけるのでオススメです。 一番良いのは、魚を別水槽に移し、本水槽は温度を上げて、塩水浴の水槽は塩＋温度上昇だと 思いますよ。 どうぞお大事に。