「補足への回答」
仕事は何処へ行っても同じ・・・と言うのは極端な話です。仕事への取り組み方と言う意味ではどこへ行っても同じ、と言うことでしょうね。簡単に、仕事は会得できないことは、どこでも同じ、つまりある程度の時間、経験度が必要なのです。ですから、それを我慢できないなら、そこを辞めて、次の仕事に就いても同じことの繰り返しになる、と言うことです。
仕事を覚えるには、自分で手引書などを読んで勉強することが大事ですが、読み聞きだけではなかなか覚えられないし、手引書に無いことはやはり上司や先輩に教えてもらうしかありません。
教える側の先輩達も、学校の先生ではないので、自分の仕事をやりながら教えてくれる(学校の先生は教えるのが仕事ですが)訳ですから、同じことを何度も聞かれたり、自分で覚えようと努力していない人から、すぐに質問ばかりされたら、やはり人間ですから腹も立つでしょう、ついつい口調もきつくなるのは当然です。
ですから、そんなことでひるんで、嫌気がさして辞める人は、結局、逃げているだけでなく、どこへ行っても通用しないということです。転職癖のある人は、その傾向が強い人でしょう、何度も転職してもどこでも我慢できないのでどこでも一人前にれないと言うことでしょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・
逃げですね、しかも一度、逃げてしまうとこれからどこへ行っても多分、逃げの人生になるのでは、と心配ですね。
何故なら、仕事はどんな仕事でも、そう簡単に一人前には成れません。
頭で理屈を覚え、体験から体で覚え、その理屈と体験で、やっと仕事の本質を会得でき、そこから自分なりに工夫するとか改善していけるようになってこそ、初めて仕事を覚えたことになりますし、そこから自分流のやり方も確立できるのです。そこまでいけるのには、1年以上はかかると思いますよ、どんな仕事でも。
しかし、その域まで到達すれば、仕事が面白くなるし楽しくもなります。人間は、自分のやりたいことが実現できる、またそれをやることで周囲の人が喜んでくれる、評価してくれることが生きている喜びだと思いますので。