ネタばれになりますが・・・ 原作によると、貞子は両性具有です。 男性の性器と女性の性器の両方をもっていて、遺伝子的には男性。 子供を生むことができません。 なおかつ、実父との体の関係もありました。（映画ではあまり描かれていません） 実父が結核の療養をしている病院の近くで、若い医者に襲われ、体の秘密を知られて殺そうとして、逆に井戸に落とされます。 井戸の中には日本で絶滅したはずの「天然痘ウィルス」があり、井戸に落ちてもしばらく生きていた貞子はこれに感染。 貞子の「子供を生みたかった」という呪いと、天然痘ウィルスの絶滅させられることへの恨みが合体したものが、あのビデオです。 結局、貞子の目的（天然痘の目的でもある）は、「子を産む」＝「増殖」すること。 相手を殺すよりも、こっちの目的のほうが強いんです。