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フェンダーがギブソンとの、販売競争に終止符を打つために開発した、最終兵器。 徹底的に考えられた演奏性と量産生産性、コストパフォーマンス全てを兼ね備えている。 エレキギターといえば、まずこの形状がまず頭に浮かぶほどメジャー。 ためしに、「エレキギターを書いてみて!」っていえば、高確率でストラトの形を書こうとする。 初心者の方にもわかりやすいように、できるだけ専門用語は()で入れておきますね。 【ボディ形状】 からだにぴったりマッチするよう、演奏の邪魔になるような箇所を徹底的に考えて削ったりへこませたりしている。 【ネックセット】 生産性を上げるため、あえてボルトオンを採用しているが、ダブルカッタウェイ(ネック接合部ボディの上下が大きくえぐられていること)になっておりハイポジション(12フレットより高いフレット)でも非常に弾きやすい。 ※レスポールは、上側が全く削られていない。 【指板】 ギブソンと比較し、R(丸み)が付けて有り、コードを押さえやすくしている。(初心者対策) 好みでメイプルもしくは、ローズ指板を選択できるようにした。 【ヘッド】 各弦のテンション(弦の張力)を考えらた、1列並びのペグ配置。 【ピックアップ】 前機種テレキャスターで人気のシングルコイルピックアップを3ヶ搭載、しかも、5ポジションセレクターでフロント+センター、センター+リアっいう選択もでき、ギブソンに比べて音色の幅が広い。 特に、リアピックアップの取り付け角度も高音弦の音を更にきらびやかにするため、あえてあの角度にしている。 【ピックガード】 ピックガードにほぼ全ての電気配線、PUを取り付けて一体化し、生産性とコストダウンをおこなっている。 【コントロール】 演奏している最中も変更しやすい位置へ取り付けられている ※ただし、演奏中に手が当たってしまい音量やPUセレクトが変わってしまう欠点もあり。 【プラグジャック】 ボディサイドではなく、ボディ下段へ斜め下からに差し込むようになっており、抜けにくくした。 ※逆に抜けやすくなったという人もいますが、、、 【ブリッジ】 ストラトの最大の特徴及び発明、シンコロナイズドブリッジ一体型トレモロ(アーム)ユニット。 1弦単位のピッチ調整、弦高調整が可能、トレモロは従来のトレモロを大きく凌駕する音程変化が可能。 弦のテンションがベロベロになるまで下げられる。尚且つ、一体化によるコストダウン。 ※現在のフロイドローズトレモロもこのシンクロナイズドトレモロが原型になっています。 ストラト形状の派生機種は、それこそ無数にあります。 IbanezのRG、Jakson ディンキー、ESP ホライゾン、シェクター SD,NV等全てストラトが原型になっているギターです。
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