一応、創作とかしている人間です、素人で決してうまくはないんですが、ご参考までに・・・ 個人的には ①インパクト ②必然性 ③のちにつながる伏線（特にラストシーンにつながるとベスト）を残せるか の３点が大事だと思っています 例を出すと分かりやすいので 小説ではないですが、無料公開、私の大好きな特撮番組を例に解説しますが https://www.youtube.com/watch?v=UhtwuYFdep8&t=20s 名作「仮面ライダー５５５」 そもそも謎の研究施設でベルトが盗まれる、この時点でわくわくします この作品は「怪人」「ライダー」双方に主人公がいます 怪人主人公死亡→なぜか生き返る→しかし恋人が寝取られていた→ブちぎれたら謎の怪人になって、寝取った男を殺害（！？） →もうね、これだけで、死んで怪人になるってなんなの？？殺しちゃったけどこの人どうなるの、わくわくしっぱなしです （主人公が怪人に「なる」のもある意味出会いです） で、途中で主人公とヒロインの出会いがあるんですが、それが「荷物の取り違え」なんですね、これなかなかインパクトありますし、本来この二人は接点がないのに、そこに「必然性」が生まれます で、なりゆきで怪人に襲われ、女の子は仮面ライダーに変身できない、たまたま近くにいた主人公につけたら変身できて倒す…… →もうね、インパクトバリバリなんです あの怪人は何？主人公が旅してる理由は？女の子は何者？あのベルトって冒頭で怪人が盗んでるけどなんで女の子が持ってるの？ ２０年以上まえの作品ですが、僕はこれを始めてみて、来週が本当に待ちきれず、ビデオを何回も見ました そして「伏線」です、これはネタバレをご容赦いただきたいのですが…… 実は仮面ライダーに変身できるのは「怪人」だけなんです つまり、主人公の正体は怪人なんです（これも当時はびっくりです！） で、よ～～く見ると 主人公はライダーに変身する際はびっくりしてるんですが。 実は怪人を見ても驚いてないんです！！！！！ これが伏線だったんだ！と知ったとき、僕は本気で震えました この脚本を書いた井上敏樹（今の戦隊の脚本を書いてる女の人のお父様で、本当にすごい人です）は天才だと思って、自分も創作をしたいと思いました まとめると ①インパクト：謎の怪人、謎のベルト、理由不明で旅する男女の出会い、何故か変身できた主人公、もう一人の主人公の怪人化＆殺人などワクワクしかない ②必然性：交通事故、バッグの取り違え ③伏線：主人公は怪人だった！ →この作品は「子供番組」だったライダーを一躍「大人も楽しめるエンタメ」に押し上げた傑作ですが、この１話だけでそれがわかります すみません、長いので続きます！