クレムノス王朝終焉の理由
①クレムノスの伝統を終わらせるため
モーディスの母親は「親殺しによる王位継承」というクレムノスの伝統の
せいで命を落とし、特に仲の良かった5人のモーディスの仲間たちは
「栄光の凱旋よりも、戦場で死することを選ぶ」というクレムノスの伝統の
せいで命を落としたとモーディスは考えています
もしモーディスが王位を継げば、オクヘイマに残るクレムノス人たちは
王であるモーディスと共にクレムノスに帰還しクレムノス王朝が蘇るで
しょう それは悪しきクレムノスの伝統が続いてしまうことを意味します
②クレムノスの血塗られた歴史を終わらせるため
モーディスはクレムノスの歴史を「これまでの歴史は荒唐無稽で、惨めな
ものだった」と言っています 建国から1000年の間、復讐・征服・繁栄・
衰退を繰り返してきたこと その中でいくつの無辜の血があの世に流され
無意味な犠牲を繰り返してきたこと 現代を生きるクレムノス人たちに
過去のクレムノスの惨めな歴史と無意味な犠牲を繰り返させること、それに
対してモーディスは「王になることへの恐れを持つだろう」と言っています
③クレムノス人たちにモーディスの後を追わせないため
モーディスはニカドリーの火種を継承したことでニカドリーが行なって
きた暗黒の潮のストッパーの役割を引き継ぎました もしクレムノス
王朝が残っていれば暗黒の潮に対して出陣する新王モーディスにクレム
ノス人たちは喜んで着いて行ったでしょう そして①と②の流れが加速し
モーディス以外のクレムノス人のほとんどが戦場で命を散らすでしょう
クレムノス王朝というオクヘイマのクレムノス人たちの心の支えを壊す
ことでクレムノス人たちの明日のない退路を断たせました
④クレムノスの伝統に縛られず、クレムノス人たちが明日を生きられる
ようにするため
モーディスはクレムノスの栄誉や戦場での死を追い求めず、かつてクレム
ノス人たちが軽視していたオクヘイマに溶け込み生きて欲しいと願って
います それが強大な敵の前で残酷な明日を迎えるオンパロスで唯一の
活路だと思っているからです 盾を掲げ後ろの人々を守れる人こそ人を
導くにふさわしいと考えており、その考えを広めて欲しいと盾を掲げて
トリアンをフレイムスティーラーから引き離し守ったケラウトルスに
託しました
③でも言いましたがモーディスがクレムノスに戻ったのは暗黒の潮から
オンパロスを守る役割を引き継いだためです Ver3.1で樹庭に暗黒の潮の
勢力が襲ったのもニカドリーが火種になり、暗黒の潮を止める存在が
いなくなったからです
クレムノスに戻ったのも故郷だからというよりもニカドリーの天罰の矛が
遺されており、ニカドリーの力を一番振るいやすい場所だからです
クレムノスは元々存在を隠すこともできる移動要塞なのでオンパロスの
境界を守りに行くには丁度良い代物です