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古い戸籍謄本の読み方について質問です。 何と読めば良いのでしょうか? ここには長男とか次男とか子の続柄が書かれる欄です。よろしくお願いします。

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役所、手続き73閲覧xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">25

回答(2件)

① 父母との続柄欄で、庶子男(しょし おとこ)です。 かつて、婚姻していない父母から生まれた非嫡出子(ひちゃくしゅつし)は、私生子(しせいじ)と呼ばれていました。 私生子のうち、父による「認知」を受けた非嫡出子を、特に父との身分関係において【庶子(しょし)】と呼びます。 ② 庶子男/庶子女と私生子男/私生子女という呼称は、差別的な意味を持ちますから廃止され、戦後は白色塗抹液を使用して塗りつぶされました。 このため、現在発行される当時の除籍謄本や改製原戸籍謄本では、続柄欄は性別による「男/女」しか読み取れません。 ③ 現在では、嫡出の実子については、父母との続柄は、同一の父母の組み合わせに限り、性別と出生順により「長男(二男)/長女(二女)」と数えます。 父母の一方が異なる異母・異父兄弟姉妹は、再び「長男/長女」から数え直します。 ★婚姻していない父母から生まれた非嫡出子は、相続において法定相続分が区別されていた当時は、続柄は性別による「男/女」とされていました。(父による認知の有無を問わず) しかし、現在は、母が出産した非嫡出子についてのみ(嫡出子を除き)、性別と出生順に「長男(二男)/長女(二女)」と付けるようになりました。

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ありがとうございます。詳しく教えて下さり感謝しています。 当戸籍謄本は亡くなった父の遺品から出てきた物で、今回質問しました部分は、父の母(私の祖母)の両親との続柄欄になるのですが、本来なら庶子女と記載すべきをご記入されてしまってるのでしょうか?  物心ついてから認知されている記載があり、かなり苦労したのではないかと可哀想に思っています。それでも強く生きてくれたおかげで子孫は頑張って生きていく勇気か湧いてきます。

塗抹対象なので本当は残っていたらまずいのだけど。 「庶」の異体字です。 庶子男と書いてあります。 婚外子で父が認知した男子という意味です。 家督相続順位は、 嫡出子男→庶子男→嫡出子女→ でした。