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おそらく、こういう事だと思います。 推測ですけどね。 「USスチール」って、今は、落ちぶれてますけどね。 かつては、粗鋼生産世界一の巨大企業だったそうです。 そういう、「アメリカの象徴」のような企業が、日本の企業の傘下に入るということが、多分、「心情的に」許せないんじゃないか、と思います。 また、日本製鉄については、過去に、中華人民共和国の製鉄メーカーの、高炉の設計、建設などの「技術的な助言」をした事は、歴史的な事実です。 そして、その事によって、中華人民共和国の鋼材メーカーが成長し、祖鋼生産量において、世界ベスト10の中に6社も入っている事も事実です。 当時、日中間は、「日中国交正常化」のムーブメントの渦中にあり、日本製鉄が、中華人民共和国のメーカーに技術的なアドバイスを行うのは、「当然のこと」だったと思います。 そのような経緯から、「日本製鉄」という企業に対して、あまり良い印象を持って居ないのではないかと思います。 私の憶測ですけど、ね。 また、「全米鉄鋼労組」が、反対しており、その「票」が欲しい、ということもあるんでしょうね。
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