一般的には、20穴の方が力が分散して破れにくいと言われています。
「カスカスだから弱い」なんて破れ方はしないかと。
6穴の方がめくるときに引っ掛かったりして破りやすいです。
6穴に、穴補強用のシールを貼るとかだったら別ですが・・・
グレードの高いものは、ダブロックなどのシステムで、少ない力で開ける機構があります。
デメリットは、金具の分、重くなってしまうこと。
それと、既存の資料に穴を開けて綴じる場合、穴と文字が重なったりして読めなくなる部分が増えることです。
なお、ルーズリーフとシステム手帳は住み分けがあり、その辺でも選択肢は狭まるかと思います。
6穴はシステム手帳になるので、革製の高価格帯の物が中心。
リフィル保管用のバインダーに安い物はあることはありますが、保管用なのでリング径も大きく、バインダーのサイズも割と微妙です。
リフィルの種類は豊富ですが、手帳用であり、紙質は薄め(高品質)で高価。
20穴はルーズリーフになるため、樹脂製の安価な価格帯の物が中心。
革製バインダーは、片手で数えられるくらいしか存在すらしません。
リフィルはノート系が殆どで、スケジュールなどのリフィルが殆どありません。紙質はノート相当で厚め。
PCで資料を印刷して綴じるような使い方をする場合、
20穴のルーズリーフだと、コクヨやマルマンなどの白紙のルーズリーフが使えます。
紙が厚手で破れたり、裏移りし難く、価格も大幅に安価です。
ただし、穴の空いたルーズリーフを複数枚セットした時、穴が引っ掛かって上手に印刷できない(紙送りに問題が発生する)プリンターもあります。
A5 6穴は、印刷には微妙な紙が殆どです。
手帳だと紙厚が薄いほど沢山挟めますし、軽くもなりますから、裏移りを多少犠牲にしても薄さを取る紙ばかりです。
これが印刷では、プリンターに紙詰まりを引き起こしたり、インクヘッドに紙が当たって汚れたりする原因になります。
なので、A5 6穴を使う場合は、印刷用の紙に印刷して、後から穴を開けるという感じかと。
6穴の紙を買って印刷しようという考えでしたら、6穴か20穴の違いよりも、選択可能な紙の薄さで、20穴に惨敗します。