弁護士は要らないです。 離婚調停と、調停離婚しました。 とりあえず親権については専業主婦であれば子育てはメインでやっていたと思いますので、それだけで有利です。無職でも。仕事は離婚成立から探してもいいので。 調停で親権を争っても、それまでの育児環境を変えないで済む側が親権を取った方がいいと裁判所は判断します。子供がいる場合、調停員2名とは別で調査官が同席して、子供に関する助言などをします。 調停は一回や二回では終わりません。とりあえず初回はお互いの主張を聞くだけみたいなもんです。 申し立てから1ヶ月経つかどうかで、調停開始の通知が届きます。1回目の調停までに、あなたの言い分を用紙に記入して裁判所へ返送します。 書ききれない場合はコピー用紙に書いてもいいです。 感情論はあまり入れない方がよく、誇張などもよくないです。事実を端的に、わかりやすく。箇条書きの方が良いかも。 離婚したい理由がわからないならわからない。 離婚したくないなら離婚はしたくない。 と書いていいのです。 また調停はあくまで話し合いの場なので、離婚の強制はされません。あなたに過失がないなら拒否できます。その場合は不調に終わったり、夫が取り下げるなどして終わります。 あとは夫が別居年数を稼いで離婚訴訟をするしかないですが、2-3年ほどは必要です。婚姻期間が長いなら2-3年では認められない事も。 その間は婚姻費用を求める事ができます。婚姻状態にあると別居でも児童扶養手当の申請はできませんので、婚姻費用はしっかり調停内で求めて、それでも払わないようなら、調停と同時にあなたから婚姻費用申し立てをした方がいいかもしれません。申し立てる時は調停員に相談してください。調停員は婚姻費用は払うよう促してくれますが、それでも払わないなら仕方ない。 婚姻費用は意外と少ないので、生活費には要注意です。 私は財産分与と婚前貯金を渡してもらう必要があったので調停をしましたが、証拠をそろえたり、相手のゴネ方がひどくて論点がズレまくるため、一年かかりました。通常は半年くらいで終わるそうです。 感情的になって調停を申し立てたものの、あまりのスピードの遅さに苛立ったり、怒りもおさまってしまってやる気がなくなるパターンもあるかと思います。 ともかく過失がないなら拒否できますので、拒否しておいて、自立まで婚費を引っ張ってもいいし どうしても離婚だと言い張るなら、慰謝料というか、解決金を払わせるのもありかなと。離婚したいならいくら払えと。 母子となってのスタートに費用がかかるため、引越し費用と新生活に必要な費用を示してそれを払わせるとかですね。 他には財産分与を半分ではなく、多めに払わせるとか。 離婚したい側は相手なので、比較的すんなり払うと言いがち。 また離婚したい理由が不明なら不倫している可能性もありますので、動向には要注意です。不倫の証拠が掴めたら慰謝料も取れますし、それこそ有責だと相手からの離婚はできませんので。。 調停中は感情的になったり泣いたりというのは避けるようにしてください。 家庭裁判所は証拠や法律を基準として助言したり、審判を下しますので、お金に関しては証拠を。その他のことについては真実と、法や過去の判例に従います。という形が良いです。 どちらがめちゃくちゃなことを言っているか、嘘をついているかなど、回数を重ねるごとにバレます。 あと、調停開始の通知の中に、夫の離婚理由など主張内容が同封されてきます。 私の場合は不貞行為があったとか、浪費、身体的、精神的DVなど好き放題書いてありましたが、調停でしっかり説明、主張したことで全て問題視されなくなりました。 調停が進むごとに、本当に必要な争点だけにかなり絞られていきます。あれこれ主張していた元夫も、無駄なんだとわかったのか最後はお金にだけ執着し、他のことは何も言わなくなりましたね。 とりあえず弁護士は要らないですから。私はお金を取り返さないといけないので法テラスから弁護士入れましたが、着手金も成功報酬もタダにはなりません。最低でも数万円かかります。 個人で対応できますから大丈夫です。 あと子供は同伴できませんので誰かに預かってもらうか、都合が合わない時は電話での調停参加はできないか問い合わせてみてください。