個人的にはあげた方が良いとは思いますね、一応職業だから
ただ残酷な事を言いますね
残念ながら保育士の給料はちょっと、それも月給15万が17万くらい上がる事はあってとも全職業の平均年収を超える事はありません
また、仮に保育士の給料が3倍になったとしても他の職業の年収も3倍、という事は全職業の平均年収も3倍に上がります
つまりは保育士はずっとずっと平均年収以下だし、全職業の中で低い賃金なのも変わらないという事です
だから、保育士の給料を上げても低賃金な職業という現実は全く変わらないのです
何故なら市場原理というものがあるからです
その職業のお給料の額というのはその職業に従事している人とそのサービスを求める人の数、つまりは需要で決まるからです
つまりは、その職業に就くのが難しくて従事している人が少なくてそのサービスを求めている人が多い職業ほど給料は高くなる
逆にその職業に就くのが難しくなくて従事している人が多い職業ほど給料は安いのです(この場合は需要の多さは関係ない)
前者は医師やプロ野球選手、弁護士などですね
つまりはレアな職業です
これらはなるのが難しいのでなれる人、従事している人が少ない
でも、病気や怪我をする人は沢山いるし、野球ファンは多いし、色々なトラブルが多い
だから、お金を払ってくれる人は沢山いて従事している人が少ないから一人当たりの分前は必然的に多くなります
逆に後者はエッセンシャルワーカー
つまりはスーパーやコンビニの店員さんや運送や清掃や看護師、工場、ゴミ収集、介護、保育士、学校の先生など生活に必要な仕事ですね
これらの仕事は従事している人が多いです、つまりは就くのが難しくない職業です
で、保育士で言うとはっきり言って保育士って誰でもできる仕事です
こういう事を言うと保育士は大変な仕事です!、ラクではありません!などと噛みついてくる人達がわんさかいますが、誰でもできる仕事と言ってるだけで別に保育士の仕事が楽とは言ってませんし、大変ではないとも言っていません
もちろん大変な仕事だとは思います
が、子供にご飯食べさせて、遊んで、おままごとして、寝かせて、悪い事をしたら叱って、泣いたらあやして、オムツかえて…..
これって保育士ではないとできない事ですか?
これってお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんがやってる、やってきた事ですよね?
だから、親やってる人、親だった人なら誰でもやってる事です
ただ、今は共稼ぎで日中は子供の面倒を見れないから保育士という子供の世話をやってる第三者に投げているだけです
昔で言えばおじいちゃんおばあちゃん、近所の人に子供を預けてるのと同じ事です
だから子供の世話というのは誰でもできる仕事です
誰でもできる仕事
↓
なるのが難しくない
↓
従事している人が多い
↓
需要は高くてお金を払ってくれる人は多いが払ってくれる単価は安い
↓
レア度は低い
↓
価値は低い
↓
給料は低い
しかも、保育士は国が予算付けしている、つまりは決まった額しか入ってこないから尚更給料は安いし上がらない
なので、残念ながらこれからも保育士の給料はほとんど上がらないし、上がったところで平均年収以下なのも他の職業より低いのも変わりません
価値というのは珍しい、少ないから高まり、価値が高いという事はそこに沢山のお金が集まるのでいいお給料なんです
残酷だけどそれが世の中というものです