48歳の考える「多少エロい」レベルが
どの程度かはわからないですね…。
求めている方向がわからないので、
とりあえず教養・感動系で候補を上げます。
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「ハイパーインフレーション」住吉九 全6巻
本物そっくりの贋作を生み出せる能力の主人公が
知恵と知識で国と戦う作品です。
設定は色々ぶっ飛んでる部分があったり、
個性的すぎるキャラクターも出てきますが、
経済頭脳戦争といった様相が楽しめる作品です。
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「へうげもの」山田芳裕 全25巻
戦国時代、織田信長に仕えていた古田重然が主人公です。
武将ではありますが、後に茶人・芸術家として
名を挙げる人物でもあります。
絵に結構クセはありますが、
教科書でなんとなく千利休は知ってる、
みたいな人が読んでも楽しめる作品だと思います。
ちなみに全くエロくはないです。
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「もやしもん」石川雅之 全13巻
菌が見える不思議な力を持った主人公が、
農業大学に入り「農」を学んでいくような作品です。
能力自体は別にあまり活かされません。
食に関する思想はいわゆる
「アンチ美味しんぼ」的な要素はありますが、
様々な菌知識とか、教養的な要素は強めですね。
性的な描写はほぼないですが、
女性キャラは作者のフェティシズムは感じる造形です。
10年前に完結した作品ですが、
最近「もやしもん+」として続編が始まりました。
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「銀の匙 Silver Spoon」荒川弘 全15巻
農業高校を舞台とした作品です。
あまり多くは知られていない農業高校の世界を、
農業とは無縁だった新入生と
いっしょに体験していける作品です。
恋愛要素はありますがエロくはないですね。
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「G戦場ヘヴンズドア」日本橋ヨヲコ 全3巻
いわゆる「漫画家漫画」です。
巻数は少ないですがしっかりとまとめきっています。
創作をする人、志したことがある人には刺さるかもしれません。
性的なシーンはほんのちょっとだけあります。
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「ピンポン」松本大洋 全5巻
アニメ・ドラマの映像化も評価が高い作品です。
卓球でスポ根、というと地味に見えますが、
「人を選ぶ」と言われがちな松本さんの作品の中では
かなり読みやすくとっつきやすい作品だと思います。
全くエロくはないですが、感動する人は多い作品です。
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「ダンジョン飯」九井諒子 全14巻
いわゆるよくある「異世界ファンタジー」みたいな感じに見えますが、
ルーツは古典的ファンタジー作品をベースにしたものです。
「死んでも生き返るダンジョン」で食を通じながら
人の縁を広げ、生や死、命とは何かに行き着きます。
エロさに関しては女性型のモンスターなどはでてきますが、
それくらいですかね。そういう作品ではないです。
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「プラネテス」幸村誠 全4巻
SF+職業モノとしての設定としては相応のディテールが盛り込まれており、
個人的には知名度に比してもっと評価されてもいい作品だと思います。
「スペースデブリの掃除屋」という、連載当時(1999年~)では
まだ現実味のなかったモチーフが、
現在ではスペースデブリのリスクや認知度が上がった今では
より身近に感じられる設定かもしれません。
恋愛要素もほんのりありますが、エロくはないですね。
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エロい要素に重きを置くのであれば、
以下のような作品になりますかね。
教養とかはほぼ関係ないです。
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「つぐもも」浜田よしかづ 既刊33巻
中学生主人公と付喪神の作品で、
メインは妖怪とのバトルですが、
とにかくお色気描写が多いです。
また、そういうシーンだけ集めた
フルカラー版コミックも発売されています。
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「みょーちゃん先生はかく語りき」鹿成トクサク・無敵ソーダ
既刊7巻
高校の養護教諭が主人公で、
生徒の悩みを聞いたりしますが、
解決の仕方がどこかズレていて
とにかく下ネタ方面に話が転がっていきます。
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「生徒会にも穴はある!」むちまろ
既刊8巻
1話完結型の学園4コマ作品ですが、
少年漫画掲載作品としては結構下ネタが多めです。
4コマでライトなエピソードもありますが、
シリアスなエピソードも時々入ります。
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「だれでも抱けるキミが好き」武田スーパー 既刊5巻
元々はpixivで投稿されていた漫画を、
商業向けにリメイクした作品です。
誰とでも肉体関係を持つ同じクラスの女子に恋をしてしまった
地味な男子との恋愛(?)漫画です。
一般誌ですが、ヤンマガということもあり、
普通に”そういうシーン”が頻発します。
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「阿南さんは出会って3秒で合体したい!」松林佑 既刊6巻
AV鑑賞が趣味の、年齢=恋人いない歴の
社会人二人の恋愛漫画です。
上司と部下という関係ですが、
知識の仕入先がAVのため、
アピールの仕方や受け取り方がとにかくズレていて、
ギャグ要素もあります。