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アニメ制作会社とは何ですか?

回答(4件)

>アニメ制作会社とは何ですか? ご認識の通り、アニメを制作する会社です。 >原作者との関係性とかが知りたいです。 原作がある作品を、原作者存命の内にアニメ化する場合のお話であれば、基本的に無関係であることが多いです。 原作(出版社から出ている本)がない作品の場合は色々なケースがあります。 多くは監督が、企画・原作です。 監督がそのまま制作会社の関係者(役員または社員)であることが多いですが、常にそうである保証はありません。 >基本的にアニメ化する場合、原作者はその制作会社に所属する?ということですか? 原作がある作品を、原作者存命の内にアニメ化する場合のお話であれば、普通はそうはなりません。 監修という形で関わったりしますが、それは外部の協力者でしかありません。 >仮にA作品とB作品が売れた原作者は、A作品はA制作会社に。B作品はB制作会社が。ということも有り得るのでしょうか? あり得ます。 原作者にあるのは拒否権で、選択権は制作会社側にありますが。

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基本的に出版社かテレビ局や製作会社(アニプレックス、ポニーキャニオンなど)のプロデューサーが漫画作品をアニメ化する企画を立ち上げてアニメを制作します。希にアニメ制作会社(ボンズ、京アニなど)の社長が漫画作品を気に入っていたらそこの製作会社で作られることもあるみたいです >原作者はその制作会社に所属する?ということですか? 作者はアニメの制作会社には所属してません。漫画家でしてたのは手塚治虫くらいです >仮にA作品とB作品が売れた原作者は、A作品はA制作会社に。B作品はB制作会社が。ということも有り得るのでしょうか? 普通にあります。一緒の漫画作品でも違う制作会社で全く違う絵柄(キャラデザ)になったこともあります

原作者と書いているということは、 漫画や小説の原作者ということですよね。 そもそも漫画家・小説家は「所属」はどこにもしません。 あくまでも、作品に対し、各出版社と出版契約を結ぶだけです。 作品の掲載レーベルを変えることを、 便宜上「移籍」という事はありますが、 そもそも作家は籍を置いていません。 まずこれを前提として把握してください。 --- 原作が人気を得た場合、 映像化の企画が起こります。 ですが、ここに原作者は基本的に関わりません。 なぜかと言うと、出版契約は出版社と 「独占的利用許諾契約」というものを結ぶからです。 著作権の話になるんですが、 出版や、あるいは二次的著作物(原作付きのアニメとかドラマも含む)は 権利者の許可が必要です。 出版社はその作者(と作品)に、 「この作品を使って商売をする許可を『独占的に』ウチに与えてね」 という契約を結びます。 商業連載作品は、ほぼ例外なくこの契約を結びます。 この契約が切れない限り、 勝手に他の出版社が作品を出版することは出来ませんし、 勝手に映像化作品を作ることも出来ません。 裏を返せば、この契約を結んだ時点で、 出版社は作者の「独占的許諾」を得ている状態なので、 作者にいちいち確認を取らずとも、出版できますし、 映像化作品においても同様です。 - 原作の人気が高まると、その作品を映像化すれば、 もっと作品が知られて原作が売れたり、 色んなグッズが出て儲けられる機会が出てきますよね? なので、プロデューサーや出版社が 「この作品で二次的著作物(映像作品等)作りたいんですけど、 どっか出資してくれませんかね?」 という話が持ち上がるわけです。 で、首尾よく出資会社が集まれば、 制作の予算が集まるので、プロデューサーや 出版社なりが関係の深い制作会社とかに 打診したりするわけですね。 この段階でも基本的には原作者は何も知りません。 作者が映像化の話を聞いた時に、 すでに制作会社が決まっていたり、 なんならすでに脚本が作られていたり、 実写ならメインキャストが決まっていることすらあります。 そんなのひどいと思うかもしれませんが、 ここで思い返してほしいのは出版契約です。 権利者である作者が、 「この作品でビジネスしていいよ」という独占的な許諾を 出版社に与えていますよね? ですから、作者は基本的には蚊帳の外なわけです。 ※もちろん、担当編集などに要望や意見を出すことは出来ます。 が、それはあくまでも「お気持ち」でしかありません。 自ら「商売のために出版社に利用させる」 という契約を結んでいますから。 --- 一人の作者、別々の作品が映像化した場合、 制作会社が変わることはもちろんあります。 それはプロデューサーの選定の結果の場合もありますし、 制作会社の都合の場合もあります。 ハイクオリティの制作会社は当然、 色んな企画が持ち込まれますが、 アニメはものすごい人海戦術で ギリギリのスケジュールで作っているため、 常に人材の奪い合いが苛烈なので、 希望通りにいかないことも多いです。 また、ある作品の制作会社が、 次クールでは切り替わるケースもあります。 これは同じようにスケジュールの都合なこともあれば、 クオリティの問題点などがある場合もあります。 当然ですが原作者が「この制作会社じゃないとダメ」とかは 基本的には言えません。 厳密に言えば、言う事自体は可能ですけど、 それは出版契約で独占的許諾を締結しているなら、 なんら権利的な効力を持ちません。 ただ、担当編集に自分の意見は伝えられるので、 担当編集が関係各所に掛け合ったりすることはありますし、 作者の要望が間接的に叶えられることはあります。 最近なら「チ。」のOP・EDは、 作者と担当編集者がどちらも好きなアーティストだったので、 担当編集がそれをプロデューサーに伝えたら実現しました。

単純に売った人と、買った人にちかい。 原作漫画を元にアニメ作っていいよ!って売る。 原作の漫画家は原作使用料をアニメ制作会社に貰う。 制作会社は漫画原稿を元にアニメをつくる。 漫画家と出版社みたいに専属契約で他社で描かない!とかないので、基本は作品ごとの契約。 作品ごとで制作会社が違うのは当たり前だし、同じ作品でも、3期からは別のアニメ制作会社が作る!なんてこともあります。 アニメ化するかどうか決める、アニメ化した作品でも原作者が著作権をもってて一番偉いことには変わりません。 アニメにするさい、アニメに口をだすかどうかは原作者、出版社によってそれぞれ。 声優はこの人!とか、これはこうしてほしい!とか要望沢山だす作者もいれば、丸投げで好きにしていいよって作者もいます。