かなり難しい問題だと思います。 2004年までは、婚姻関係にない両親から生まれた子供は、父親の姓を名乗る ことが出来ませんでしたが、現在は可能になっています。 もしフィリピンで認知すれば養育費の支払いは免れられませんが、養育費に ついて裁判で争うと、父親の収入額から算出されますので、かなりの額に なると思います。 日本人やアメリカ人などの父親と裁判で、月額数十万円！なんていう判決も 実際に出ています。 では認知しなければ～ですが、フィリピンでも認知を求める裁判は可能 ですし、日本なら強制認知という方法もあります。 フィリピンにはPAO（Public Attorney's Office）と呼ばれる国選弁護人の ような弁護士が存在し、貧しければお金を掛けずに裁判も可能で、勝訴の 見込みがあれば請け負う可能性は高いです https://pao.gov.ph/services-2/ 前述の通り日本では強制認知も可能です。 https://www.avance-lg.com/customer_contents/rikon/child-ninchi/ 勿論認知されれば、子供の権利として日本国籍取得の手続きは可能です。 フィリピンにはフィリピン人と日本人とのトラブルを解決を手助けする NGO法人やNPO団体がありますので、フィリピンへ行かないようにしても 手助けで日本の弁護士が動くことも多くあります。 https://partner.jica.go.jp/Org/Detail/2429 子どもの養育費について、家庭裁判所から呼び出しがあり、請け負っている 弁護士と話し合いをした友人・知人がいます。 ただ～中には反社会的勢力絡みもあり、会社や自宅に来て脅迫まがいの ことをして来られたっという方もいます。 これらを回避？するのなら、認知はどちらの国でもし、養育費を支払う ことが最良ではないでしょうか？ できない！っということなら、フィリピンのノータリーパブリック（ 公証人役場）で、養育費や認知について話し合いをして、宣誓供述書などを 作成しておけば、少しは効果があるかも知れません。