一部、ギザ10を積極的に集めている人がいるらしく、そういう人たちの中には ＋αの価値を認めてプレミアをつけて買う人もいるらしい。 ただ一般的にはいわゆる「レア」ものとは言い難い。 自分は特別に付加価値を認めるようなものではないね。 ただ例外はあって、発行当時のような赤銅色のピカピカな状態で傷もない、 完全未使用の状態のものであれば、もう70年くらい昔のものなのに発行当時の ままの状態を保持したものは「状態としてレア」な扱いとなり、アメリカの 状態鑑定機関で最高ランクのお墨付きがつくようなものは1枚1万円位はする。 使用感タップリのものは、ほとんど付加価値がない、というのが原則。 年号でいえば、まず昭和33年、次いで32年がやや発行枚数が少ないけど、 こういった通常流通貨幣を集めるコレクター自体がかなり減っているので 購入ニーズがそのすごく減っている。 普通品の場合、33年のもので運良ければ2倍の20円で買ってくれれば御の字 位だと思っていいと思う。カタログ価格はもっと高いけど、これは古銭商が コレクター向けに売る時の価格。