総合型選抜における配点の重みについては、大学によって方針が異なります。一般的に、共通テストの配点が高いということは、学力試験の成績を重視する傾向にあります。一方で、面接や小論文の配点が高ければ、その大学は人物重視の方針であると考えられます。 具体的な配点の850点(共通テスト)対400点(面接・小論文)という比率からすると、共通テストの成績が重視されている印象を受けます。しかし、総合型選抜においては、学力だけでなく人物面も重視されるため、面接・小論文の評価も決して軽視できません。 つまり、共通テストで高得点を取ることが大前提となりますが、併せて面接・小論文でも良好な評価を得る必要があります。地方国立看護系の大学では、人物重視の傾向が強いと考えられるため、面接・小論文の準備を怠らず、総合的に高い評価を得ることが合格への近道となるでしょう。