「たまり醤油」は、「たまり」と「醤油」が合わさったものですが、どちらも実はちょっと異なるものなんです。 まず、「たまり」自体は、醤油を作る過程でできる濃い液体を指します。通常の醤油は大豆と小麦を発酵させたものですが、その中で液体部分が分離していく過程で生まれるものです。たまりは、その液体部分が、塩分が高く、濃い味わいを持っています。 「たまり醤油」は、そのたまりを使って作った醤油で、通常の醤油よりも濃い色と風味を持ちます。たまり醤油は、小麦を使わず、主に大豆を発酵させることが多いので、特に濃厚でまろやかな味わいが特徴です。 つまり、「たまり醤油」は「たまり」を使った醤油であり、通常の醤油とはその作り方が少し異なります。