どっちか貰えるという話であれば、間違いなく自動車整備士です。取得に掛かる手間や費用からいって、電気工事士とは桁が違います。 ただ、単に貰えるということはあり得ませんので、現実的な話をすれば電気工事士です。誰でも受験ができ、1～2ヶ月も真面目に勉強すれば試験に落ちることはありません。取得後は正社員に近い待遇で働けて、食い逸れもありません。言ってみればコスパの良さがあります。 自動車整備士は2年の専門教育が必要です。受験資格があり、電気工事士のような手軽さはありません。試験の難易度は電気工事士より少し難しいと感じますが、こちらも試験対策としては2～3ヶ月で十分です。難易度的には五十歩百歩です。 この二つはどこにでもある現場仕事であり、同じ様な難易度の試験が課され、待遇も近いものがあります。注意したいのは、自動車整備士はディラー等で中小企業の正社員として働くのに対し、電気工事士は一人親方等の職人的な働き方をすることがあります。電気工事士は稼ぎが良いけど不安定と言えます。もちろん従業員10名程度の電気工事「会社」もありますから、何でもない会社の正社員として働くこともできます。 私は二度目の人生があるなら船乗りをやってみたいです。資格としては海技士がスタートラインです。船の給油をしていた時に、バースマスターと雑談をすることがあったのですが、話を聞いていてとても面白そうな仕事だと思いました。危険で責任もありますが、やりがいのある仕事でしょう。その人は年俸制で1500万円と言っていました。