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夏目漱石の「こころ」に関する質問です。 なぜ先生は奥さん(お嬢さん)に自分が犯してしまったことを打ち明けなかったのですか? また、なぜ奥さん一人残して自殺したのですか?

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回答(3件)

Q1 なぜ先生は奥さん(お嬢さん)に自分が犯してしまったことを打ち明けなかったのか A1 質問が曖昧です 「自分が犯してしまったこと」の意味は、Kの自殺前と自殺後で変わります 結婚前:Kを欺き裏切ったこと A1a 【すべてを打ち明けるのは自分の未来の信用を失うこととなり、堪え切れない不幸のように見えたから。】 「もし奥さんにすべての事情を打ち明けて頼むとすれば、私は好んで自分の弱点を自分の愛人とその母親の前にさらけ出さなければなりません。真面目な私には、それが私の未来の信用に関するとしか思われなかったのです。結婚する前から恋人の信用を失うのは、たとい一分一厘でも、私には堪え切れない不幸のように見えました。」(下47) 結婚後:Kを自殺に至らせたこと A1b 【妻の記憶に暗黒な一点を印するに忍びなかったから】 「私はただ妻の記憶に暗黒な一点を印するに忍びなかったから打ち明けなかったのです。」(下52) Q2 なぜ奥さん一人残して自殺したのか A2 【彼の心を握り締めに来る不可思議な恐ろしい力が、彼の活動をあらゆる方面で食い留めながら、死の道だけを自由に開けていた上に、最も強く明治の影響を受けた一人として、明治天皇の死んだ後に生き残っているのは時勢遅れだという感じを持ったから】 「あなたはなぜといって眼をみはるかも知れませんが、いつも私の心を握り締めに来るその不可思議な恐ろしい力は、私の活動をあらゆる方面で食い留めながら、死の道だけを自由に私のために開けておくのです。」(下55) 「すると夏の暑い盛りに明治天皇が崩御になりました。その時私は明治の精神が天皇に始まって天皇に終ったような気がしました。最も強く明治の影響を受けた私どもが、その後に生き残っているのは必竟時勢遅れだという感じが烈しく私の胸を打ちました。」(下55)

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夏目漱石の小説「こころ」において、先生が奥さん(お嬢さん)に自分の過去の罪を打ち明けなかった理由は、本文から以下のように考えられます。 ・先生は自分の過去の罪を打ち明けることで、お嬢さんを傷つけたくなかった。「私は罪を犯した。しかし、お嬢さんに告白するのは忍びなかった。」(第三十一節) ・先生は自分の罪を打ち明けることで、お嬢さんに嫌われるのを恐れていた。「私は罪を犯した。しかし、お嬢さんに告白するのは忍びなかった。お嬢さんに嫌われるに決っている。」(第三十一節) 一方、先生がお嬢さん一人残して自殺した理由については、以下のように考えられます。 ・先生は自分の罪を打ち明けられずにいた重荷から解放されたかった。「私は罪を犯した。しかし、お嬢さんに告白するのは忍びなかった。(中略)私は自殺することに決心した。」(第三十一節) ・先生は自分の罪を打ち明けられないまま、お嬢さんと共に生きていくことができなかった。「私は罪を犯した。しかし、お嬢さんに告白するのは忍びなかった。(中略)私は自殺することに決心した。」(第三十一節)

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夏目漱石の「こころ」において、先生が奥さんに自分の過去を打ち明けなかったのは、彼女を傷つけたくないという思いからです。彼はKを裏切って結婚したことに対する深い罪悪感を抱えており、その罪が奥さんの幸せを脅かすことを恐れました。また、明治時代の価値観の変化に対する絶望感もあり、彼は自らの命を絶つことで、奥さんに直接的な苦痛を与えずに去ることを選んだのです。

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