ETC利用照会サービスに登録されたにもかかわらず、明細が反映されない場合の対処方法について、以下の点を確認し、順を追って解決を試みてください。
1. 反映時間の確認
NEXCO東日本のETC利用照会サービスでは、通常、走行データが反映されるまでに最大で5時間かかることが記載されています。しかし、これはあくまで目安です。繁忙期や交通量が多い場合、データの更新に時間がかかることもあります。もしまだ時間が経過していない場合は、少し待ってみるのも一つの手です。
2. ETC車載器の動作確認
車載器に問題がないかを再確認することも重要です。車載器の表示ランプや、音声案内でエラーが出ていないかをチェックしましょう。特に、ETCカードの読み込みに不具合があると、走行記録が正しく反映されないことがあります。別の車載器をお持ちの場合は、そちらで試してみるのも一つの方法です。
3. ETCカードの確認
ETCカード自体に問題がないかを確認します。カードが正しく挿入されているか、また有効期限が切れていないかもチェックしましょう。また、ETCカード会社によっては、カードが一時的に利用停止になることもありますので、その場合はカード会社に連絡して状態を確認することをお勧めします。
4. インターネット接続の確認
利用照会サービスがオンラインで動作するため、インターネット接続に問題がないかも確認してください。接続に問題がない場合は、ウェブサイトにログインし、明細が反映されるのを再度確認します。もしログインできない、またはデータが表示されない場合、別のブラウザを使用してみると解決することがあります。
5. 問い合わせ先
もし、上記の確認を行っても問題が解決しない場合、NEXCO東日本のETC専用問い合わせ窓口に連絡を取ることをお勧めします。通常、利用照会サービスに関するサポートが提供されており、問題の詳細を伝えることで、迅速に対応してもらえることがあります。また、会社への提出期限が迫っていることを伝えると、優先的に対応してくれる可能性があります。
• NEXCO東日本 ETC専用お問い合わせ窓口
電話番号: 0570-024-024
営業時間: 平日 9:00~18:00 (土日祝休)
6. 近々の高速利用予定に備える
次回の高速道路利用時にも、ETC車載器の動作やETCカードの状態を事前に確認しておくことをお勧めします。これにより、利用中に不具合が生じた場合でも、迅速に対応できるようになります。万が一、利用が反映されない場合に備えて、走行後に発行される領収書などを保存し、後日提出する資料として利用できるようにしておくと安心です。
7. 代替手段の検討
万が一、明細が当日に反映されない場合でも、代替手段として、ETC利用照会サービス以外の方法で走行証明を取得することも考えられます。例えば、NEXCO東日本のETCシステムでは、通行料金所での記録に基づく証明書を発行することも可能です。事前に利用する予定のサービスセンターに連絡し、証明書の発行を依頼しておくことも一つの解決策です。
これらの方法を試してみて、問題が解決しない場合は、専門的なサポートを受けることをお勧めします。