ご愛犬の症状がとても心配ですね。以下のような可能性が考えられますが、緊急を要する場合もあるため、できるだけ早く動物病院に連れて行くことを強くおすすめします。
考えられる原因
1. 胃腸のトラブル
ゼリー状の泡を吐く場合、胃液や消化液が含まれていることがあります。空腹時間が長い場合や胃炎、胃潰瘍の可能性があります。
2. 呼吸器の問題
「ヒューヒュー」「ピーピー」という音がする場合、気道が狭くなっている、肺炎、気管虚脱、または呼吸器感染症の可能性があります。
3. 異物摂取
異物を誤飲している場合、吐き気や食欲不振、場合によっては腸閉塞の症状が出ることがあります。
4. 膵炎
高脂肪の食事やおやつを摂取した後に膵炎を発症することがあります。膵炎では吐き気、食欲不振、元気消失が典型的です。
5. 腫瘍や加齢による疾患
グレートデンは大型犬であり、7歳という年齢はシニア期に入っています。胃捻転(ガスが溜まり胃がねじれる状態)や内臓疾患も可能性として挙げられます。
今すぐできること
絶食: 無理に食べさせず、水分補給を優先してください。ただし、水を飲む際も少量ずつ与え、吐く場合は水も控えるべきです。
安静にさせる: ストレスや刺激を避け、静かな場所で休ませてください。
早急に動物病院へ行くべき場合
以下の症状がある場合は、命に関わる可能性があるため、急いで病院に連れて行ってください。
吐き続けている
腹部が膨らんで硬い
呼吸が苦しそう
ぐったりして動かない
明らかに痛がる様子
特にグレートデンは胃捻転(胃拡張捻転症候群)のリスクが高い犬種です。胃捻転の場合、迅速な処置が命を救うため、緊急対応が必要です。
重要な情報を獣医に伝える
病院に行く際は、次の情報を獣医に伝えると診断がスムーズになります:
症状の始まりと経過
吐いた回数と内容(泡、食べ物、血など)
最近食べたものや異物摂取の可能性
便や排尿の状況
行動の変化(元気の有無、痛がる様子)
ご愛犬の状態が深刻に見えるので、一刻も早く専門家に診てもらうことをおすすめします。どうかお大事にしてください。