シルバーバーチの視点はあちらの世界が中心です。まあ、シルバーバーチ自体が霊ですからそうなりますね。ですが根本はあちらです。
人はこの世に生きているのでこちらが基本のように考えますが、あちらのことがこちらに現れるのが本当です。
だから、宗教などでは現世(うつしよ)と言ったりもしますね。
分かりやすく言うと、あちらで天国に暮らす人はこちらでも天国です。
まあ、今の世は悪が支配してますから、その通りにならないことも多々ありますから理解が難しいかもしれません。全部が全部というわけでもないですが。
現実としてあちらでは許しなく地獄から天国には移住できません。なのでこちらでの行いはすごく重要です。仮にあちらで俗にいう徳を積んで地獄から天国へ行きたいと願っても無理なんです。なぜそうなるかと言えば単純に物質の世界では無いから。
物質が無いと徳は積めません。施しもできないし助けるという行為そのものが成り立たない。食べ物も水もお金も無い。やりようがないわけです。
なので、こちらにいるうちにという話になります。
そう言うとこちらでの生活がとても大変というか、まさに修行のようで辛いイメージになるかもしれませんが…まあ、修行でも間違いは無いですが、もっと気楽で構わないと思います。
神はこの世界を楽しむために造ったのが基本です。そこに人がいる。人が住んで生活を営みながら最高の天国完成に使われてます。神が楽しむだけでなく人にも楽しむ権利はあって別に修行三昧で暮らせ、ではなくて、楽しんでくれればそれで良いわけです。時の流れや必要に応じ知識を与え進歩させ、必要ならつまみ出して使われます。
楽しむためにはそれ相応の生活が必要です。人と争っていては楽しくはならないし、邪な考えでは一時はうまくいったようでも必ず失敗します。人のために何かできなければ、逆に自分にも誰も何もしてくれなくなります。
まあ、そういう感じです。つまりはこっちでの生活が大事という話になるわけです。