キチンとメガネ店で検査して造れば問題は無い筈。
ここで不満や相談をする質問者さんのケースって、大抵の場合だと質問者さんの遠近両用に対する理解不足が主原因ね。
…一部にはメガネ店の説明不足も有るだろうけど、半分は使用者の理解不足に近いね。店での説明をキチンと聞いてるのか甚だ疑問なケースが多いね。
さて…3人も解答しながら具体的な遠近両用の見え方すら解説してない。ダメだねこりゃ。
遠近両用の近用部分の見え方と使い方。
実は見える範囲の違いで少なくとも3タイプが有る。
●ノーマルタイプ(正式発表では無いよ)…遠方から数10cmの手元まで対応。近用部分はレンズの縦方向の真ん中付近から下側になる。真ん中付近から下側へ段階的にピントの合う距離が近くなっている。
欠点は以下の説明通り。
近用部分の左右の視野が狭い。近用部分はレンズの真ん中付近しかピントが出ない。
左右の3分の1位は全くダメ。
使い方は…上の説明通りで近くはレンズの真ん中付近から下側で見る。
距離に応じてレンズの見る位置を変えて見る事が必要。
この歳には瞳(視線)だけを上下させる事!決して顔を動かしてはならない。
ピントの合う最短距離は個人差が出る。
一説に拠れば目のピント調整機能は10代前半頃がピークで、それ以降は緩やかに下降してる、特に40代以降は下降率が上昇するのが一般的。
▲いわゆる中近タイプ…
近用部分は変わらないが遠方は数m程度までになる。
近用部分の左右の視野は上のノーマルタイプより多少広くなる。余り?広く無い室内でのデスクワーク向けかな?
遠方の視野が限定されるから外出には不向き。
使い方は前に同じ。
とにかく、近用部分は見たいモノに顔を正対させる必要が有る。横目ではピンボケでしか見えないよ。
■いわゆる近近タイプ…
実質は老眼鏡に近いタイプ。
2~3m先はレンズの上端の僅かな部分でしか見えなくなる。
近用部分の視野は3タイプ中で最大になる。
使い方は同じ。
老眼鏡との決定的な違いは。
レンズの中での見え方、老眼鏡は視野全体で近くが見えるが遠近両用タイプはレンズの場所で見える距離が変わる。
遠近両用のレンズはその機能から累進レンズと呼ばれている。
以上、ご参考までに。
m(_ _)m