風花のみプレイ。ペルソナは未プレイ。
風花の良いところ
・大きく分けると4つストーリーがあるので、1つの作品で複数楽しめる
・やり込み要素が多い
・ストーリーは簡素であるがツッコミどころも多い。特に細かな世界観や設定を重視する人にとっては気になるところが多いため、それらを重視するならばしないほうが良い。
・キャラゲー好きにはとても良い。ストーリーに深みはなく実に王道。キャラクターには深みがあるので、キャラクター性が大好物な人には良いと思う。キャラゲーの上にストーリーを紡いだようなゲームなので、キャラゲーを主軸として見るならば実に良いゲームかと思う。
・基本難易度が低い(特に周回プレイならば引き継ぎもできるのでさらに低くなる)ので、SRPG慣れしていない人でも遊びやすく、敷居が低い。
風花のよくないところ
・ゲームテンポが悪い。大きく4つのストーリーが楽しめるとはいうものの分岐までの話は大きく変わるわけではないので、2つ目以降のストーリーを楽しむ時にダルくなる可能性がある。
・1つ目と被るが、SRPG自体がテンポがあまり良くない。このためゲームテンポを優先する人とはSRPGというジャンルそのものが合わない。
・良くも悪くもキャラゲーなので、FEの昔の売りの手強いシュミレーションを期待すると難易度の低さに驚く危険性がある。これは逆に敷居の低さにつながってるので、良いところでもありますが……。
総評
良くも悪くもキャラゲーが主軸なので、キャラゲー好きならとても好まれる可能性が高い。よくないところもキャラゲー主軸として見るならば、キャラクターごとの視点を変えた見方ができたり新たな関わりや一面を発見できたりと、よくないところがよくないところになりえない仕組みになっています。
このためキャラゲー好きならばら、FE好き以外の人もプレイする価値は高いと、個人的には思います。
注釈
キャラゲーとはいえ、ノリと勢いで楽しむタイプではないので、イメージとしてはストーリーとキャラクゲー性を両立させた乙女ゲーないしギャルゲーという感じ、でしょうか。王道ゆえに深みはないが、王道ゆえにハズレのないストーリーではあるので、二面を両立できていると思います。