回答(3件)
義経の肖像画で恐らく一番有名なのは、丸顔で目が切れ長の座像だと思いますが、これは江戸時代に描かれたものと推定されます(作者不詳ではっきりしたことは分かりませんが)。 つまり義経の没後数百年後に見知らぬ誰かが描いたものであり、しかも他に手掛かりとなる資料や肖像画も確認されていません。 というわけで、本当に描いた人の想像のみで描かれており、あの肖像画には実際の義経の外見的特徴はまったく反映されていないと思われます。 もともと義経は見た目についての記録がまったく残っておらず、外見については完全に不明なんですよね。 だから肖像画もあてずっぽうで描かれたものでしょう。 義経像として伝わってはいますが、もしかしたら全然別人を描いたものかもしれません。 「出っ歯の小男」とか、逆に「女性のごとき美貌」とかは、どれも軍記物語や伝奇物語の記述なので、これらも創作ですしね。
この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう