今さら「士族」ってだけで自慢している、その友達がショボいだけです。 そもそも、「武士の政権」が700年近くに渡って続いたのは、その真面目さにある、という評価もあるんです。 『武士の家計簿』なんて本が流行したの知りませんかね？ 財政的に破綻した武士の一家が、それを立て直し、明治維新を迎える、みたいな話なんですが、何より「息子の教育」が大変に厳しくて、その力が新政府の官僚としての技量に活かされていく、みたいな話でした。 私は、それのリアル判みたいな人を何人も知っていますよ。 例えば、私の中学校の成績1番と2番は、いずれも女子で、3年間、男子はその牙城を崩すことができませんでした。 私は結構親しかったから聞いていますが、2人とも「元士族」でした。 ただ、自分から言うようなことは無かったですね。 でも、小学校の時から厳しい家で、「学校に来ると楽しい、ゆっくりできるから」と無邪気に言っていたのが印象的でした。 ちなみに、2人とも美人で、特に、一人の子は、高校、大学と有名なマドンナで、高校の男子が20人以上も集まって、「生誕地見学会」が開かれたそうで、「恋愛対象と言うより崇拝の対象」になっていました。 そういう人、結構いますよ？ 私が知っている感じだと、「人生からは逃げられない、だから努力するのだ」ってな感じで、必ずしもがり勉感が無い、大学も浪人はしない、でも兄弟全員有名校、みたいな感じですかねえ。 ただ、当然のように、本人は能無しで、「士族出身」としか誇るところが無くって、「○○家も落ちたものだよね」とバカにされているような奴もいます。 質問は、たまたまそういう人に当たっちゃった訳で、結構、「兄弟」とかは凄いんじゃあないかな？とか思っちゃったりします。 でも、絶対に聞かない方が良いとは思います、マジで殺されかねないと思います。