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公務員って昔に比べて給与下がったんですか? 地方公務員の者です。 現在の50代の係長が言ってたんですが その方の当時、高校卒業後の18歳で入庁した時は基本給11万円だったそうです。

回答(6件)

>昔に比べて給与は減ってしまったのでしょうか? なかなか難しい。簡単に断言できないと思う。 総務省のデータからすれば「昔に比べると下がった」となるが、同時に出張や残業も大幅に減っている。 おそらく民間も同じ。むかしは馬車馬のように働いていたし、それが容認されていた。インターネットがない、高速道路も完備されてないから、出張も多かった。カラ出張もあった。色々問題もあったが士気は高く給与も高かった。 出張や残業を減らせばノーワーク・ノーペイで給与が減るのは当然だし、それが本来あるべき姿だったともいえる。官官接待なども消滅した。 しかも職員に女子の比率が多くなっている。むかしは男性が多く産休など無かったが、いまは女子が半数近くになり産休・育休を取るから平均的な給与データを取るとガクンと下がる。 いま国民民主が取り上げている「税と社会保障の一体改革」と同じ。「給料と休日は表裏一体」ということ。いわゆる「働き方改革」の成果が出ているともいえる。 単純に給料が下がったという現象面だけ捉えても実像はなかなかわかりにくい気がする。

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公務員の給与は各都道府県や市区町村の議員さんが公務員の給与を決めています。リーダーがしっかりとしていると組織の上から下っ端まで給与は安定してますが組織のトップがしっかりとしていないと公務員の給与は平均的に減給されます。減給幅は10%-50%位まで期間は6か月又は1年が最長です。減給が認められれば更新されます。 組織のトップに高い能力が求められますが現実は能力が劣っているでしょう。民間企業も公務員もリーダー次第なので物価高騰しても何もできないまま時間だけ過ぎてしまいます。トップの役割が厳しく問われます。下っ端は優秀ではカツカツになりますねえ。集団退職したら消滅ですね。

公務員が加入する共済年金も近い将来厚生年金に移行されるので若い人の老後はサラリーマン並みの年金受給になるようです。給与が高いほど共済年金の負担が増えます。

今は、民間企業も公務員も、50歳代は頭打ちで、あまり給料が上がりません。(公務員だけの話ではなく、民間企業の方が厳しいが) 退職金は、今70歳くらいの人が定年になる頃、一挙に400万円くらい下げられ、その後も何度か下げられました。今は2000万円くらいかな。(一般の民間企業よりはかなり多いが) どちらかといえば、昔は、公務員は優遇されていたのが、国民の非難により、優遇を削られ、民間企業レベルになったという感じです。(まだ、一般の民間企業より優遇されていますが。) ・「公務員の給料が高い」と国民に非難されたので、それをかわすため、新採用の給料だけを中小企業並みに低くしてきました。 それが裏目に出て、「公務員は薄給」と思われ、人気が落ち、優秀な大学生に敬遠されるようになりました。 「それはまずい」と、今年、4月にさかのぼり、若手の給料を大幅にアップすることが決まりました。

20年近く前から国家公務員給与については中高年の給与水準を抑制して若手職員の給与水準を引き上げていき、徐々に給与カーブをフラット化して行っています。 地方公務員に関しても国の方向性を横目で見つつ同じような方向に流れてます。 https://www.jinji.go.jp/content/900025400.pdf は令和5年に開催された今後の公務員給与の在り方に関する有識者意見交換(第4回)の資料ですが3ページ目を見てください。 地方でも同じような傾向になっていると思われます。 また退職手当については5年に1回見直しが入ります。 こちらも支給水準は下がっていっています。 以下動画0:50秒くらいから見てみてください https://www.youtube.com/watch?v=VazOVZGC1-Y&t=99s 係長が言われているのはこのことを言っているのでしょう。

あまり知られてませんが、昔、公務員は500人以上の従業員がいる民間企業の平均年収でした。 今は50人以上の従業員がいる民間企業の平均年収になっています。 この制度改正が公務員にとって致命的でした。 この改正から公務員の生涯年収は中小企業並か中小企業より少し良い程度の年収にまで時間をかけて下がったんです。昔の公務員は大企業並の年収だったので相当な下がり具合です。 また、共済年金が無くなったりと公務員叩きの時代の不可逆な爪痕はでかいです。