昔、若いころは、ずっと日経をとって、毎日読んでいました
現在は、もう購読していません
3~5年くらいは続けて読むことをお勧めします
理由は「経済について、総合的に俯瞰して強くなるから」です
ネットニュースは原則「おすすめ」をしてきてしまい
自分の関連する、興味のある「カテゴリー」に、はまってしまいます
しかし「新聞」は読み手を強制的に「経済全般」のニュースを提供します
一般の事業会社にお勤めなら、その「業界」のニュースは読むでしょう。例えば「自動車」なら、ライバルや国際の自動車関係のニュースばかりを浴びることになります。ネットでは他の業界ニュースがあっても、タイトルだけで中身をタップしないと読むことはありません。日本では自動車と「エレクトロニクス(半導体など)」も重要な製造業ですが、これらのニュースを取り入れるには「新聞」という紙面はとても良い効果を発揮します
そして普通はふれない業界「金融」「市場(株や先物)」「企業(会社経営)」などについても、紙面では強制的に目に入ってきます
多くの「ニュース」となる製造業や流通業だけでなく、こうした「マイナー」で「裏方」の経済力については、ネットニュースでは非常にPVが少ないために配信そのものがありません
新聞では(日経のみ、一般新聞はだめ)、銀行や証券、保険や年金機構などの金融業界のニュースが継続的に紙面をさけて伝えられます。経済の基本だからです。これをベースに「市場」にその結果が現れます。株価だけでなく、暗号資産から、先物市場まで、経済のベースとなるお金の価値についての流動がつかまえることが出来るようになります。そして「企業統治(ガバナンス)」「経営」「ビジネス人」といった会社に関する情報も豊富に紙面にあります。こうした会社を比較できることは、自分の世界を広げます
こうした自分の経済に関する知見を広めるためには「新聞」はとても重要な働きをしてくれます
ずっと、とは言いません。何年間か続けると、それらが身につきますから、後は、ネットニュースに切り替えていけば大丈夫になるでしょう。少々、値段は高いですが、自分にしっかり投資をすることで、リターンを得ることができるでしょう