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確率についての質問です。

数学 | 高校数学48閲覧

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回答(3件)

1から9までかかれたカードが1枚ずつあり、この中から1枚ずつ2回引きます。2枚目に引いたカードが7以下であったとき、1枚目のカードも7以下である確率を求めなさい。ただし、引いたカードはもとに戻さないものとする。 「回答」 「条件付き確率」の、入門編として、よくある問題は、 「過去に起こった事実」をもとにして「未来の出来事の起こりやすさ(確率)」を算出します。 一方、本問では、「現在起こっていること(2枚目の数字)」をもとにして、過去を予想させる問題だといえます。 さて、 ㋐、2回目が7以下である確率を、P(A) ㋑、1回目が7以下である確率を、P(B) ㋒、1回目、2回目、ともに、7以下の確率を P(A∩B).......とする。 そして、求めたい確率、 すなわち「2回目が7以下だった下で、1回目も7以下だった」確率を、 Pa(B)と書くと 「条件付き確率の乗法公式」:P(A)*Pa(B)=P(A∩B)、から、 Pa(B)=P(A∩B)/P(A)、が成り立つ。 ここで、注意したいことは、あるいは、この問題の急所は P(A)という「2回目が7以下」だった時を考えると、 1回目が「7以下」または「7より大」のときがあるからである。 よって、P(A)=(7/9)*(6/8)+(2/9)*(7/8) 一方、P(A∩B)=(7/9)*(6/8) 上の2式では、まだ約分をせずに、次の式で両者の分母「9*8」を消す。 以上から、Pa(B)=(7*6)/(7*6+2*7)=6/8=3/4 「答」3/4 ~~ご質問文~~ https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13306711073

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2枚目が7以下であることがわかったので、 それ以外のカードは、7以下が6枚、8以上が2枚で、合計8枚です。 ■7⃣■■■■■■■ よって、1枚目が7以下の確率は、6/8=3/4です。 この問題は条件付き確率に分類されますが、 条件付き確率の公式を使うことは不可欠ではありません。 条件付き確率も確率なので、この問題のように、 確率を計算するために必要な場合の数が容易に得られる時は、 条件に合う場合の数÷全ての場合の数=3/4と解いてかまいません。 公式しか知らないと、公式に当てはめるために、 場合の数からわざわざP(A∩B)やP(A)を計算することになるので、 はるかに回り道であることがわかると思います。 条件付き確率に限りませんが、適切な解法を選べるように、 なるべく複数の解法を身につけるようにしておきましょう。

(1)1枚目に7以下を引き、2枚目に7以下を引く確率 =7/9*6/8 =42/72 (2)1枚目に8以上を引き、2枚目に7以下を引く確率 =2/9*7/8 =14/72 確率 =(1)/{(1)+(2)} =(42/72)/{(42/72)+(14/72)} =(42/72)/(56/72) =14/56 =3/4 この問題は「条件付確率」という分野です。