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P-40って、零戦や隼にくらべて弱かったのですか?映画「零戦燃ゆ」でもパイロットがパニックになって、あっけなく撃墜されていましたが、そんなに弱かったのですか?

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回答(8件)

たとえば昔、航空雑誌で読んだ記事では 有視界条件下でのF-15対F-5の模擬空戦をシミュレートすると 1対1ならキルレシオは数百対1 2対2なら100対1 4対4なら10対1 8対8で2対1 2桁同士になると性能上の差は消滅。 「兵器と文明」メアリー・カルドー著の引用されてるけど 米空軍はこれに近い多数機による異機種間演習を実験してみて 同様の結論。 実戦の状況とかけ離れた1対1の模擬空戦で勝負がつくまでやる (不利な側でも離脱ができない)のなら旋回性能が最重要だけど 現実の戦闘では加速/上昇力と横転率・急降下性能の方が大事で 零戦はP-40 にあとの2つで負けてる(特に21型と22型) トータルでも零戦はP-40 に勝ってはいるけどめちゃくちゃ圧倒的、 ではない。

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戦術(戦い方)の問題。 一般的な指標として、組んず解れつの格闘戦(ドッグファイト)になると、翼面過重(機体重量÷翼面積)の小さい機体が有利。 要は、小回りの効く機体が有利いう話になります。 P-40E(初期の主力で、映画で零戦に追い回されていたのは多分この型)の重量は、3.7tで翼面積が21.9㎡なので翼面過重は、約170kg/㎡。 同じく零戦の初期の主力である21型の重量は、2.4tで翼面積が22.4㎡なので翼面過重は、約107kg/㎡。 ドッグファイトでは、零戦が、断然有利となります。 有名なバトル・オブ・ブリテンでも、英のスピットファイアMk.1aが、独のBf109E相手にドッグファイトで有利に戦いましたが、スピットファイアの翼面過重は117kg/㎡に対し、Bf109の翼面過重は180kg/㎡でした。 P-40の前任機は、旧式と目されていたP-36でしたが、P-36の方が翼面過重が小さく(114kg/㎡)、「速いだけのP-40よりも手強い」と感じていた日本のパイロットもいたようです。 実際、日米開戦から一年近く経過した1942年11月の時点でも、零戦と飛行性能が似通った隼が、P-36相手に苦戦を強いられています。 零戦の前任機は、固定脚の96式艦戦ですが、この機体も翼面過重が小さく(84kg/㎡)、一対一のドッグファイトでは、零戦も敵いません。 なので、初期のP-40は、弱いというよりも戦い方を誤っていただけで、やり方しだいでは、零戦に対抗可能な戦闘機でした。 P-40の後期型であるN型は、性能、戦術もより洗練され、零戦、隼とも互角の争いを演じています。

初期においては格闘戦に持ち込まれた連合軍機はことごとく撃墜されて いました、が一撃離脱や2機以上での対処戦法に変えてからは戦局が変わ っています。 戦い方によりますね。

F5Eタイガーとか、F16ファルコンとか、同盟国への支援物資的扱い。 P38は高価だったため、どちらかというとP39とかP40が重宝していた。 安定した整備や飛行性能が見込める。パイロットの生存率が高い。などが前線からの要望だとしたら、傑作機の類です。 「撃墜○○機のエース搭乗機」といった宣伝につかわれていない。これは政治的な落ち度かな?

平凡機って言われてます。 特殊な部分がなく、イギリス・中華民国・・ソビエト連邦・オーストラリア・ブラジルとか、海外の支援のためにも使われてます。その為評判を聞かないのかもしれません。 生産数:13,738機っていうのを考えても、名機かと思います。