AN/AAQ-40 Electro-Optical Targeting System（EOTS）という赤外線センサーの一種。 従来のものと異なるのは単純に赤外線画像を可視化するだけではなく、捜索や追尾といったレーダーのような真似までできる上に対空目標・対地目標を同時にスキャンできるという高性能ぶりを発揮できること。 レーザー照準器としての機能も備えているので今までは外部につけていたレーザー照準器や赤外線捜索追尾システム（IRST）を必要としない。 F-35は自分でレーダーを使うのを最小限として長距離での捜索や追尾はパッシブ赤外線センサーのEOTSでまかなえるので存在がますますバレにくい。 センサーフュージョンと一部としてこのEOTSで得た情報はレーダー情報や機体の6か所に分散配置されているAN/AAQ-37 EO-DASからの情報と統合されてヘルメット内に投影されるのでパイロットはいちいちあっちこっちの表示画面に目を移さなくても一発で必要な情報を理解できる。