状況が少し違いますが、少し前に突然、法律事務所から郵便が届き、そこにあなたは60年前に亡くなった〇〇という方の相続人の一人ですと連絡が来ました。 全く聞いたことのない名前だったので最初詐欺なのでは？と警戒しましたが、よく通知を読み込むと、 ・亡くなった〇〇という方の原戸籍から辿ると、代襲相続で当方が相続人に該当する ・その方が住んでいた自宅の不動産の名義が〇〇さんのままになっている ・田舎の土地と建物なので財産的な価値はほとんどない ・現在は直系の孫が世帯主として居住しているが、老朽化により建て直す必要があり、名義を変える必要がある ・そのため、あなたの相続分をその孫に無償譲渡してもらいたい という内容でした。 当方も、全く知らない方の相続人と言われてもむしろ困るので、相続権を譲渡することに同意しますという書面に署名し、印鑑証明を添付して実印を押して返送しました。 後日、その孫からお礼の手紙と薄謝（5,000円分の商品券）が届き、処理が完了となったとのことでした。 土地の所有者が100人超えというのが理由が分かりませんが、いずれにしても法律の専門家（当方の場合は司法書士事務所からでした）にお願いして、相続人の関係図を作成し、その相続人から書類を取り寄せる必要があるのではないかと思います。