昔、ある帝王に肉が献上されました。
その帝王は『悟り』を啓かれ『五戒(殺生、窃盗、邪淫、酒肉、妄言を戒める)』を実践されていました。五戒は釈尊の根本思想です。
それ故、その肉を土に埋めるように指示されました。
その埋めた処から芽を出したのが『五葷(ねぎ、にんにく、ニラ、らっきょう、アサツキ))』です。
五葷は肉の化身と言われています。
悟りは自分で啓く事は出来ません。
天意(天命)により『悟りを授ける命を受けた師』より授けられます。
釈尊は燃灯仏より授かり、釈尊は迦葉に授けています。
その時の言葉が『悟りは教外別伝、不立文字、以心伝心、微妙の法門を付嘱す』です。
『悟り』はこの三つ(不立文字、以心伝心、微妙の法門の妙法)からなる一つのものです。
その方法が『直指人心』です。
現在は末世(末法)で、宇宙規模の大災難を前に、ある程度、修行が出来た者へも悟りの道(正法)は開けています。(末法とは、戒律や教義を重んじその中に独自の悟りを求める教え)
すでに、その前兆は世界規模で起きています。
ここ2、3年の大洪水、森林火災、台風、地震等の激しさがそうです。
その為、弥勒仏が下生され、衆生済度されています。
善行による前世からの積徳(功徳)の先にあるのが悟りです。
私達には前世の積徳は分かりませんので、今を誠実に精一杯生きることが大切です。
「悟りそして道の縁」は向こうからやって来ます。
良縁に出会われる事を祈念致します。
下記で釈尊の真の教えを知る事が出来ます。
(参考 悟りと般若心経 谷神一 著書)