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歴史を勉強する面白さ、喜びはどの辺にあるのでしょうか?

補足

勉強と書きましたが私は学生ではありません。あるきっかけがあって世界史に興味が出ていろいろ勉強している訳です。

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回答(3件)

>歴史を勉強する面白さ、喜びはどの辺にあるのでしょうか? 私の場合は、ものを知る、調査する面白さですね あくまで私の視点ですが、お読みになっている「近世以降の分かりやすく書いた本」が非常に片寄っているように見えます。過去の社会も現在の社会と同じで、権力争いや謀略、戦争やテロ、強盗、いじめもあるものの、一方、映画、アイドル、スポーツ、旅行、グルメなどの娯楽或いはそれらに相当する各時代の娯楽、日々の仕事、食事、家庭生活、学校など、日常的なものにあふれています。現在の社会でももちろん権力争いや謀略はありますが、多くの人々の生活の中ではニュースで放映されてる程度で殆どの人々の日々の生活に関係がないものです。 過去の歴史もそれと一緒です。歴史は本の中にあるわけではありません。本から目を離して顔を上げて窓から外を見てみましょう。そこから見える日常風景のあらゆるところで目にするものには、すべて歴史があります。今私が窓から外を見れば、ビル、公園、自動車、信号機、コンビニが見え、10階以上の最初の建築物っていつどこでできたのか、公園や信号機の歴史は?自動車からの連想で、馬の家畜化は遅かったから、馬以前に車を引かせた家畜車ってなかったの?などとたちどころに調べてみよう、と思うネタがでてきます。そういうものを調べて知ることに面白さを感じています。 質問者さんの視野からすれば、こうした日常生活の歴史は裏?の歴史となるのかも知れませんが、私の生活感覚からすれば、政治史や戦争史だとか人物伝ばかり読んでいる人は、本屋の「時事コーナー」の棚の本ばかり読んでる人とか、プレジデントみたいな雑誌の歴史ネタを飲み会で「おまえらもっとマトモな本読めよ~」と居酒屋談義を押し付けるウザイ上司、というイメージで、「表?」じゃなくすみっこ、という感じです。 とはいえ、「人間というのは大昔から何と浅ましくて醜い存在なんだろう」とのご指摘にあるように、現代社会でおこる残酷なこと、醜いことは過去の社会にも同じようにあり、更に昔は厳然とした階級によって特権階級が下の階級を非人間的に扱っていた点では現代より酷い社会だったことは間違いありません。しかしそうした殺伐とした社会であった一方、残虐さを批判し、虐げられている人々の環境を改善し、世界を少しでもよくしようとしてきた人々もたくさんいたわけで、そもそもそうした人々もいないと社会は常に大混乱が続いて生活どころではなかったでしょうし、現代の、少しは改善してきた社会に辿りつくことはできなかったでしょう。私はそう思っていて、実際にそういう史料に多々出くわしますから、特に失望することもないですね。なお、すさまじい権力争いや謀略は西洋史に限らずどこの地域でも一緒です。 以上はあくまで私の場合の面白さ、喜びの感じ方であって、そういう人もいる、という話だと捉えてください。なので質問者さんを説得しようとか、「これが正しい歴史の面白さだ!」などと決めつけるわけではありません。ただいろいろな視点や楽しみ方がある、ということをお伝えしたいわけです。なので、他の回答者さんへの返信のようなものは不要です。人類の過去が悲しく思え失望したのなら、今の世の中だけに目を向けて生きればいいのではないでしょうか。 知恵袋でもたまに質問がありますが、歴史に何かユートピアを求めるひとがいます。例えば以前「昔の王女や侍女でもいじめはあったんですか?」というような質問がありましたが、「太古から人間は変わってない」ので当然あります。現在の社会と同じでいいところもあれば、醜いところもある、戦争もあれば平和な時代もある、いじめだって普通にある、というだけなので、片方だけを見つめ続けるのはしんどいとは思います。もう片方も見るようにすればバランスがとれるのではないかと思うのですが

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あなたのそこに喜びがあるでしょう。 もちろん点数を取る喜びもあるでしょうけど、教科としては、あなたのような人が適しているでしょう。

正直言って、表?の西洋史は自らの既得権益を守り、庶民の事など何も考えてない時の権力者たちの強欲さが渦巻く世界ばかりに目がいき、興味を失いつつあります。 唯一、ロシア革命だけは戦争や貧困に喘ぐ民衆が蜂起し、それに反乱兵士が加わって革命が成し遂げられた部分を見ると、人間が本来持つ底力に心を動かされましたが、政権成立直後からレーニンの反革命分子への残忍な大粛清が始まるのを見ると、やはり権力は腐敗していくのだな・・・と悲しくなりますね。太古から人間って変わってないなと思うわけです。

それは歴史で扱われるのが、政治、経済、宗教などの「ニュース」的なものになるわけです。もちろん文化史、生活史もあるわけですが。話題になりがちなのは事件とその動機。大河ドラマでお定まりの事件やエピソードが出てこないと「つまらない」と文句を言う人が出てくるわけ。東北の田舎芝居でストーリーと関係無く源義経が登場しないと収まらないのと同じ。 歴史の背景に人の思いや暮らしがあり、その上に事件が起きることを思えば、深読みをすれば歴史は面白い。人の生業の集積ですから。

<歴史の背景に人の思いや暮らしがあり> 確かに深く学んで行くとそれらが見えて来るのでしょうね。表?の歴史では、重税に喘ぐ農民が凶作により日々の食料にも困るようになり各地で反乱を起こした...そういった話が出るくらいですよね。 <人の生業の集積ですから> 正直言って、表?の西洋史は自らの既得権益を守ることしか関心がなく、庶民の事など何も考えてない時の権力者たちの強欲さが渦巻く醜い世界ばかりに目がいき、興味を失いつつあります。 唯一、ロシア革命だけは長引く戦争や貧困に喘ぐ民衆が蜂起し、それに反乱兵士が加わって革命が成し遂げられたという部分を見ると、人間が本来持つ底力に心を動かされましたが、ソビエト政権成立直後からレーニンの反革命分子への残忍な大粛清が始まるのを見ると、やはり権力は腐敗していくのだな・・・と悲しくなりますね。太古から人間って変わってないなと思うわけです。