国語は音楽と体育どちらに近いですか？ という質問ぐらい答えようがないと思います。 ＝＝ 仕様というのは”何”を定義したもの たとえば、「１から１０まで１行づつ表示する。ただし数値が３の倍数のときは数値の代わりに”Fizz”と表示する」みたいなものです。 仕様にたいして実装というのは、それを具現化したもの 上記の実装としては、画面表示をベタに１０行書いたり、繰り返しと条件分岐をつかってコンパクトにしたものなどがあります。 実装の違いにより、仕様変更や保守に差がでます。 たとえば「１から１０でなく１から１００に表示する量を増やしてください」という仕様変更にたいして直接書く場合は９０行の追加をしなくてはいけませんが、繰り返しの場合は変数を修正するだけで済みます この実装をどのようにするかを検討／決定することを設計といいます。 抽象クラスを導入することは設計（の結果）といえますが、抽象クラスの対となる具象クラスも同様なので、抽象クラスだけを設計というのは違和感があります。 ＝＝＝ ＞抽象クラスはプログラムの仕様に近い部分ですか？ は質問として微妙な気がしますが 仕様と実装のどちらに近いですか？という質問であれば 仕様を具現化するための設計（結果）である実装に近いと考えます。