iPhoneのデータをiCloudにバックアップする際、以下の点に注意が必要です。 ・iCloudストレージの容量が足りているか確認する iCloudストレージの無料容量は5GBのみです。374GBのデータを丸ごとバックアップするには、有料の大容量iCloudストレージプランに加入する必要があります。 ・バックアップに含まれるデータを選択する iCloudバックアップでは、写真、メッセージ履歴、メモ、Safari、カレンダーなどのデータがバックアップされます。一方、アプリやメディアファイルはバックアップされません。これらのデータを含めるには、iTunesを使ってパソコンにバックアップを作成する必要があります。 ・Wi-Fi接続でバックアップを実行する モバイルデータ通信ではなく、Wi-Fi接続でiCloudバックアップを実行することをおすすめします。大量のデータ通信が発生するため、モバイル通信では通信料が高額になる可能性があります。 まずはiCloudストレージの容量を確認し、必要に応じてプランを変更することから始めましょう。その上で、バックアップに含めるデータを適切に選択し、Wi-Fi接続下でバックアップを実行すれば、iPhoneの全データをiCloudにバックアップできるはずです。