同じような感覚ですね。 基本、温泉が目的で旅館に泊まることが多いのですが、古い旅館の和室にある広縁から外の景色を望みながら飲むビールも旨い。 また、障子の桟を飾るさりげないけれども、とても精巧な細工や、昔ながらの歪んだガラス窓、黒光りする程までに磨き上げられた廊下、そこを歩く度に軋む音。 古い旅館には、単に和風ということではない、特別な風情や情緒といったものや、時代を感じさせる懐かしさのようなものがある。 まあ、ゲーセンコーナーは中々ないけれども、古いからこそ肌で感じる空気感というか、そんなものが好きですねえ。 群馬の積善館や長野は別所温泉の花屋、伊豆の新井旅館や落合楼など、それぞれに違った味わいがある。 また、こうした有名系ではない、もっと小規模な旅館にも同じような味わい、昔ながらの造り（写真）というものがあり、現代では滅多にはないものが、偶然目に飛び込んで来ると、何かとても嬉しいですねぇ。 今は仕事の都合で一人旅ができる状況にあり、今月の半ばにも、古いというよりも、オンボロに近い温泉旅館を予約してますが、そこは風情や情緒の上に、最高のお湯がついているというので、今から楽しみです。