なるべく複数の情報を提供しておきますね。
結論から述べると、本格的な峠自体は、通らないようなので、気をつければ大丈夫だと思います。北海道の日勝峠、毛無峠とか、有名でアブない峠は、道民でも本格的な冬場は避けます。マジで。
自分のせいではない巻き込み事故や災害、通行止めとかに遭遇するリスクが高いので。
気をつけるのは、以下の点です。
● ホワイト・アウト
● アイスバーン、ブラックアイスバーン
● 地元民の雪慣れ走行と、北海道ルールの運転
● スタック
ちなみにわたしは、むかし、ゴールデンウイーク中に美瑛:青い池に行った際は、一面の銀世界でガチでビビりました。たまたま冬タイヤのままだったのと、吹雪いていなかったから事なきを得ましたが、けっこうハラハラしながら運転しました。そこそこスピードは出しましたが。
ホワイト・アウトの経験としては、1月くらい、美瑛よりもうちょい南のだだっぴろい畑地帯の長沼:国道274号という、そこそこ交通量ある一車線の道路を走行していたときに経験しましたが、
前は見えない。ライトは機能しない。前方の車も対向車もギリギリにならないと存在自体が認知できない。という、けっこうおっそろしい経験しました。富良野、美瑛でも十分起こり得る現象だと見込まれます。
2,30キロのトロトロ運転でも、いつ、どんな危険に襲われるか予測不可能なハイリスクな経験でした。なんにもなかったですが。
アイスバーン、ブラックアイスバーンは、ほかの回答者も指摘していますが、気づいたら滑ってます。急いでハンドルを滑っている方向と逆に切ること、くらいしか対応策ないですが、場合によっては操作不能になったり、車が半回転や一回転することもあります。わたしは運転技能が高いほうではないので。あと、あらかじめ予見できなかったり、変な轍ができていて運転上手なひとでも避けられないケースもあるので、お気をつけて。
地元民は、峠とかでなく、慣れている雪道はけっこうスピード出します。7、80キロは平気で出したり、沖縄ほどではないものの、急な割り込みや車線変更、けっこうギリギリを詰めてきて横並びに右左折したりなんてしょっちゅうあります。北海道ルールや北海道基準も多いので、質問主さんが面食らうケースもあるかもしれません。
最後にスタックですが、
北海道の雪道は、除雪が入って一度圧雪され、また雪が降り積もり、中途半端にザクザクぐちゃぐちゃになる道、特に市街地や生活道路はその傾向が強いです。
下手に通れそうだな、と進入してしまうと、対向車が来たり、タイヤが空転してスタックしたり、なんてザラにあります。スタック対策用具は常備しておいたほうが無難ですよ。スコップとか、タイヤシートとか。場合によっては牽引ロープとか。
あと、ふわっと積雪があるようで、路面自体はアイスバーンになっていたりすると、雪の中で空転します。北海道は道路幅が広くて有名なものの、この時期についてはけっこう狭くなります。わたしは、石川の金沢や能登で運転したことあるので、そっちの生活道路の狭さを考えると、ぜんぜん広いですがね。
いずれにせよ、お気をつけて。