大手メーカーやBTOのノートではオーバークロックなどは一切出来ないようにBIOSを設定されているところがほとんどです。 オーバークロックを行うと、CPU周辺の電圧回路などに負荷がかかりますし、CPUの発熱がより上昇しやすくなるためノートパソコンの冷却が追いつかなくなり、緊急シャットダウンやCPU・GPU周りのパーツやバッテリーといった熱に弱いパーツの寿命を極端に下げてしまう危険性があります。 Ryzen MasterやXTUというソフトウェアでオーバークロックできるツールもありますが、ノートパソコン用のCPUについてはごく一部のハイエンドCPUを除いて基本的に動きません。（特に省電力前提のUでは対応していない） ※実際にRyzen7 6800UでRyzen Masterを入れても動作すらしない オーバークロックはあくまでも「PCなんて壊れてもいいから高性能にしたい」という技術や知識のある人が余裕のあるデスクトップなどで行うもので、ノートパソコンのような余裕のないシステムで素人が行うものではありません。 メーカーでもオーバークロックによる故障は保証の対象外にしています。