前執行委員長の組合費の杜撰な使用について。 今後どう対応をするべきでしょうか。 ----------経緯についての説明---------- 私は今の会社の労働組合に加入して約2年が経ちます。 先日、当組合の委員長が退職をした関係で私が次の組合の執行委員(書記長)を務めることになりました。 委員長の交代に伴い、これまでの組合費の会計監査を行ったところ、約100万円近くの差違が生じることが分かりました。 そのため、私含めた組合三役は前委員長へ聴き取りを行いました。 前委員長曰く、差違の発生理由は以下でした。 ①執行委員へ支給される報酬が途中で改定されたが、帳簿に記載した金額が2年間分は改定前のままであった。(改訂前:¥40,000/月、改定後¥65,000/月)→計24ヶ月誤りがあったため、¥25,000×24で¥600,000の差異発生。 ②収入の部分を支出と誤って記載した。→2件約¥100,000 ③少額の支払いは全て“雑費”として大まかに記載した。 →約4年分、約¥250,000 聞き取りをした上で三役として出した結論は以下となります。 ①、②→あり得る間違いと考え弁済の必要はなし。会計監査報告の際に本人から組合員へ直接説明をさせる。 ③→差異の金額としてはあまりにも膨大。またその記載金額や記載方法も杜撰であると考える。本人から全組合員へ差異に対する詳しい説明と謝罪を行い、差異金額の弁済を求める。 以上の結論について前委員長から以下のように対応できないかとお願いされました。 ・差異については組合員全員の前で説明を行い謝罪をする。 ・弁済の必要な金額についてはこれまで執行委員長として活動をした分の退職金と相殺させる。 現状本人から組合員全員へ説明と謝罪をする場を設けるように対応をしている段階です。 ちなみに組合費の使用については前委員長が全てを取り仕切っており、在籍は約4年間でした。 それ以前の帳簿についても今回の会計監査で調査を行いましたが、千円を超えるような差異はありませんでした。 そのため前委員長の就任時点から現時点までで差異が発生したと考えられます。 ----------経緯についてここまで-------- 以下私個人としての考えです。一組合員としての怒りの感情が入ることをご容赦下さい。 個人的には相当な罰(差異金額全額の弁済・刑事事件として被害届の提出等)を受けて欲しいと考えています。 というのも、①「組合費を自分のお金のように考えている節があること」や、②「差異を発生させている事実や杜撰な会計に対して誠実な謝罪がなかった」ことがあげられます。 ①「組合費を自分のお金のように考えている節があること」 通帳の明細を確認したところ、とある月に3日に渡って約40万円の金額を組合の口座から下ろしていました。 →本人曰く、本人よりも前の委員長が報酬を貰うことなく約2年に渡って委員長としての活動を行っていたため、その分を遡ってその方に支給をしたそうです。支給にあたって報酬を貰っていないと証明できるような書類は確認せず、口頭で事実確認、手渡しで即時支給したそうです。 ②「差異を発生させている事実や杜撰な会計に対して誠実な謝罪がなかった」 聴き取りのなかで、会計の杜撰さを厳しく指摘したところ「私はしっかりとやってきた。」という言い訳に思える発言ばかりであり、いざ間違いを認めて謝罪を行なったとしても「私が悪いんでしょ」という不貞腐れた態度ばかりでありました。謝罪の後も言い訳が続くという状態でした。 私はその態度に対して、「そのような態度で組合員へ説明を行なっても絶対に納得されない。言い訳をしたい気持ちもわかるが、グッと堪えて説明と謝罪を行わないと大変なことになる。もし納得しない組合員がこれまでの組合費を全て返却するように言われたら貴方は果たして返せるのか?実際私は今返して欲しいと考えている。それほど杜撰な会計でありそれほど酷い説明と謝罪の仕方である。」と伝えました。 それに対して前委員長は「組合費なんてものは元々掛け捨てみたいなものだ。」と言いました。 私は組合での立場上問題を大きくするべきではない事は分かっています。 ただ執行委員として就任したのがつい最近ということもあり、どちらかといえば一組合員として前委員長の態度に憤りを感じています。 そのため前委員長が心から間違いを認めて、反省ができるように相当な罰を与えたいと考えています。 ただ三役としては事を大きくして組合が無くなる事は避けたいと考えています。 個人としてできる事、組合としてできる事、何が最善かを教えていただけると幸いです。
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