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玉勝間の品詞分解お願いします。
玉勝間の品詞分解お願いします。 『世の物しり人の、他(ひと)の説(ときごと)のあしきをとがめず、一(ひと)むきにかたよらず、これをかれをもすてぬさまに論(あげつらひ)をなすは、多くハおのが思ひとりたる趣をまげて、世の人の心に、あまねくかなへむとするものにて、まことにあらず、心ぎたなし。たとひ世人は、いかにそしるとも、わが思ふすぢをまげて、したがふべきことにはあらず。人のほめそしりにハかゝハるまじきわざぞ。大かた一むきにかたよりて、他説(あだしときごと)をバ、わろしととがむるをバ、心せばくよからぬこととし、ひとむきにハかたよらず、他説(あだしごと)をも、わろしとハいはぬを、心ひろくおいらかにて、よしとするハ、なべての人の心なめれど、かならずそれさしもよきことにもあらず。よるところ定まりて、そを深く信ずる心ならバ、かならずひとむきにこそよるべけれ。それにたがへるすぢをば、とるべきにあらず。よしとしてよる所に異(こと)なるハ、みなあしきなり。これよければ、かれハかならずあしきことわりぞかし。然るをこれもよし、又かれもあしからずといふは、よるところさだまらず、信ずべきところを、深く信ぜざるもの也。よるところさだまりて、そを信ずる心の深ければ、それにことなるすぢのあしきことをば、おのづからとがめざることあたはず、これ信ずるところを信ずるまめごゝろ也。人はいかにおもふらむ。われは一むきにかたよりて、あだし説をバわろしととがむるも。かならずわろしとは思はずなむ』と。
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