3Dモデルの粒度によりますね。
ハリウッド映画並みに作り込まれたモデルならともかく
そこらへんのポーズ人形程度のものは全く参考になりません。
関節周辺が特に不自然になります。
もうそこそこ描ける人がざっくりとした目安程度に使うなら良いですが
まだまだ練習中の人が人体構造の学びに使える代物ではありません。
どう筋肉がつながっている?どう骨がつながっている?なぜこちらを下げればこちらが上がるの?などなど観察し、理解を重ねていくのが上達への道です。
鏡の前で絵と同じポーズをとってみたり、その様子を写真で撮ってもらう方が
上達にはよっぽど良いです。
もう一つ別の話ですが
モデルや写真を資料やガイドとして使うことに関して、ズルなどと思う必要は全くありません。
アマチュアほど「トレス無しで描けた方が偉い」や、「何も見ないで描けた方が偉い」などという価値観に陥りがちですが、一流のプロほど資料を泥臭く使っています。(もちろん著作権侵害には注意する前提で)
背景やメカを作画するときに自分で模型を作ってそれを撮影しトレースしたり、3DCGができる人はそっちで作ってから2Dの絵に落とし込んだ方がほうが早い場合もあります。楽してクオリティを上げるために使える手法はなんでも使います。もちろんプロはお金を稼がないといけないのでこういう効率化を考えるわけですが、趣味で描いている人だって楽をしようとするのは決して悪いことではないです。