間接民主主義とは、選挙等によって国民の代表を選び、その代表に政治を委託するというもので、殆どの民主主義国家はこの形ですね。 直接民主主義とは、国民投票などで直接的に国民が全て決めようという形です。 国によってその割合というか度合いは様々です。 日本では、国民投票は憲法改正時にしか行われない仕組みになっていますが、例えばスイスなんかはガンガン国民投票をやったりする仕組みですね。 議会制民主主義と間接民主制は厳密に言えば違います。 間接民主制とは代表を選んで政治を委託する形なので、代表者を選出して政治を委託する形であれば議会でなくても良いわけです。 つまり三権分立していなくても、例えば国民の公正な選挙によって三権を一手に束ねるような権限者を選ぶ形でも間接民主制と言えますが、議会制民主主義とは、あくまでも立法府たる議会を民衆が選ぶという形です。 以上でご理解頂けますでしょうか。