「値段ほど暖かくない」なんて回答を真に受けている時点でおかしいです。アウトドアメーカーのダウンウェアが高価なのは、もちろん割に合うと考えるかは人によりますが、しっかりと理由があります。それを「高いんだから、さぞ暖かいんだろう」ってのはちょっと短絡的でしょう。
100万円の軽ワゴンと、5,000万円のスポーツ車があって、「高いスポーツカーさぞかし沢山の荷物が詰めるんだろう」って考えているのと同じです。
あと、アウトドアブランドで高品質ダウンを用いたジャケットは、基本的にインナーです。上着の下に中間着として着るものなので、上着なしでウールセーターが寒いのと同じ現象になります。このような使い方をされて「高いのに暖かくない」ってのもお門違いで、そもそも用途が違いますから…。
【本題】
もっとも暖かいダウンジャケットは、最も分厚いタイプです。保温性とはデッドエア(対流しない空気の層)で実現するものです。厚みがあったほうが暖かいです。とはいえ先述の通り、その上に上着を羽織って真価を発揮するのがダウンです。それを無視してダウンだけで「あったけぇ~」って思うには、モッコモコのを着ることになります。
んでね。身長180cmってことは、中学高学年か高校生以上ですよね。そうなると、親から与えられたものをそのまま着るより、やっぱ自分で選びたいはず。人と同じのは嫌とか、ダサいのは嫌とか言い出すのが普通です。ファッション的に見ると、特にインナーダウンは見た目が似たものが多いため、ブランドロゴとカラーリングが全てだったりします。
もしプレゼントの意味合いがあるなら、ノースフェイスやパタゴニア、アークテリクスがいいと思いますよ。街中でハッタリが利くだけの知名度がありますからね。
【インナー系ダウン】(上にコートやマウンテンパーカを別に着たいかも)
ノースフェイス:アコンカグア ジャケット(中厚手)
ノースフェイス:ライトヒート ジャケット(薄手)
パタゴニア:ダウンセーター(中厚手)
パタゴニア:ウルトラライトダウンジャケット(薄手)
アークテリクス:トリウムAR ジャケット(中厚手)
アークテリクス:セリウムLT ジャケット(薄手)
【アウター系ダウン】(単体で暖かいけど、脱いだら屋内で寒いかも)
ノースフェイス:ヒューズフォーム アコンカグアフーディ
パタゴニア:ビビーダウンジャケット