『遅効性SF』はキャッチコピーグランプリで大賞をとったキャッチコピーです。 そのため、ワールドトリガーの公式のポスターやコミックスでもたびたび『遅効性SF』というキャッチコピーが使用されています。 作者いわく『ワールドトリガーという作品を一言で表現して、独創性もある』とのことで迷わず大賞が決まったようです。 『遅効性SF』の他にも『やがてその意味に気付く物語』 というキャッチコピーもあります。 ファンの間ではワールドトリガーを面白いかと思うかどうかの分岐点が４巻と言われていて、これから読みたい・読むという方には１巻～４巻までの一気読みを薦める声が多いです。 話が大きく動き始めるのが４巻以降になり、そこが読者の気持ちの分岐線にもなっているため『遅効性SF』のキャッチコピーを採用したのだと推察しています。 要するに、４巻以降になってじわじわと面白さが上がっていくので『遅効性』という言葉がぴったりだったのではないかと思います。 ハマる人はハマる、絵やバトルが苦手な人もいる、評価が二分している作品なので私個人としても４巻まで読んで判断するのが妥当だと感じています。