釉薬は全体的にめくれているのでしょうか？それとも下絵付けの部分だけでしょうか？ それによっても対処方法は変わります。 現状のまま焼成するのはやめたほうが良いと思います。焼成すれば釉薬が全体的にめくれてしまいます。一度きれいに洗ってよく乾燥させ再度下絵付けからやり直してください。 釉薬を霧吹きしたあと全体的にヒビが入ったようになったのであれば釉薬が厚くかけ過ぎたのです。やり直しのため素地を洗う前にどのくらい厚みがあるのか竹べらなどで一部をはがして確認しておきましょう。再度釉薬をかけ直すとき厚さの参考になると思います。 また下絵の具のところだけ釉薬がめくれたのであれば下絵の具が濃かったと思われます。下絵の具の種類、色によっても濃さが変わりますので一度テストピースを作ってから、作品に絵付けするようにされたほうが良いと思います。プロでもいつもと違う下絵の具を使うときは前もってテストピースを焼いて感覚を覚えてから作品に取り掛かります。 釉薬にCMCを入れたり、ふのりを入れたりすると良いということもありますが、基本がなっていなければ意味がありません。