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JL(日本航空)は、2010年の9月末で、それまで週3便飛ばしていたサンパウロ行きを廃止しました。 これは直行便ではなく、アメリカ・ニューヨークのJFK空港経由だったものです。 (バンクーバー経由ではありません) その当時、JLは経営破綻して会社更生法の適用を申請いていたものでした。 成田~サンパウロ線は単独で搭乗率その他から言いますと黒字路線だったはずですが、使用機材が一番不経済なB747だったし、JFKの乗員ステーションの維持費も相当になるので、やむなく撤退したものです。 ちなみに、当然のようにJFKでクルーは総入れ替え、ステーション経費だけじゃなくて人件費も相当だったことでしょう。 当時、日本自体はBRICSなどと言ってブラジルに対しても経済強化策をしていたもので、日伯双方の経済関係者からかなり批判が集中したものです。 サンパウロのJL地乗員などはほとんどが日系人の3世や4世で、支店を閉めることでクビになることが判っていたのでかわいそうでした。 その直後に、NH(全日空)が成田~ロサンゼルスをその先サンパウロまで伸ばそうかと検討したようですが、不発になっています。 現在JLが復活させるという計画があるようですが、実現すると良いですね。 http://www.traicy.com/archives/8314511.html
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