これからのこともあると思いますので、中学数学の証明総合について、というお返事になってしまいますが… まず、完成型のイメージはできてますか？ そこから逆に辿るのです。 「ココとココの○○が言えれば、この図形は平行・合同・相似だと言えるのに！」 という、結論を先に出しておきます。 高校数学に入るとそうもいかないんですが、展開の先が見えると、どことどこを証明していけばいいか、というのがわかりやすくなると思いますよ。 中学の数学は少ないステップで結論に結びつくようにしてありますので。 ですから、まずは図形の証明条件を覚えること！ 平行を証明するには「錯覚や同位角」、合同を証明するには「合同条件」、相似なら「相似条件」、など。 それぞれの条件をきっちり理解した上で段取りを考えていくと簡単です。 証明特有の書式は、解けるようになれば自ずと身についてくるものです。 「したがって」とか、「三角形ACBについて」とか、そういうのですね。 計算問題が苦手なコでも、中学の図形問題は割と数字がキッチリおさまってくることが多いので「好き」だと言う人もいます。 難問をたくさん解く必要は今の段階ではまだありません。（それは入試や学力試験前になったら意識してください。） 類似問題（※）などを何問も解いて、クセを覚えこませ、慣れてカンを掴むのも効果的ですので、頑張ってみてください。 ※参考書や問題集を買ってもいいんですが、問題だけなら多分先生方に言えば貰えると思います。 「勉強したいんです」と言って拒否する教師はいない（ハズ）ですから。 ですから、「ここを重点的に勉強したいんで、似たような問題もらえませんか？」と言ってみるのもテですよ！ どうしてもわからなければそのまま質問できますし。