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and at lastもuntil at lastも殆ど同じ意味ですね。この書き換えを理解するには、「従属接続詞の継続的用法」を理解する必要があると思います。 「継続的用法」というと普通は「関係代名詞」を思い出しますよね。 ① He has a daughter who can speak English.(制限的用法) _「彼には英語を話すことができる娘がいる」 ② He has a daughter, who can speak English.(継続的用法) _「彼には娘が一人おり、その娘は英語を話すことができる」 上の①の場合、関係代名詞節は先行詞のdaughterを修飾。この文からは、彼には何人の娘がいるかは分かりません。例えば、彼には3人の娘がいて、その内の一人が英語を話すことができる場合でも、この英文は使えます。一方、②の方は、He has a daughter and she can speak English.という重文への書き換えが可能であり、彼には娘が一人しかいないことが分かります。「制限的用法」と「継続的用法」の形式的な違いは、カンマのみです。 関係代名詞と同様に従属接続詞においても「継続的用法」と呼ばれる用法があります。こちらの方も等位接続詞を使って重文に書き換えることが可能です。 <when> ③ We were walking on the street when it began to rain. _「雨が降り始めたとき、私たちは通りを歩いていた」 ④ We were walking on the street, when it began to rain. _「私たちは通りを歩いていた。その時、雨が降り始めた」 ⑤ We were walking on the street and then it began to rain. _「私たちは通りを歩いていた。その時、雨が降り始めた」 上の③はwhenの通常の用法。whenは副詞節を形成して主節の動詞were walkingを修飾しています。④のようにカンマを打つと継続的用法になります。この場合、和訳するときは頭から訳し下ろすことになっています。④は⑤への書き換えが可能です。 <until> ⑥ She worked hard until she became sick. _「彼女は病気になるまで一生懸命働いた」 ⑦ She worked hard, until she became sick. _「彼女は一生懸命働いた。そしてついに病気になった」 ⑧ She worked hard and at last she became sick. _「同上」 ⑨ She worked hard, until at last she became sick. _「同上」 上の⑥はuntilの通常の用法。untilは副詞節を形成して主節の動詞workedを修飾しています。⑦のようにカンマを打つと継続的用法になり、頭から訳し下ろします。⑦は⑧への書き換えが可能。この場合、andの後ろにはat lastとかfinallyという言葉が入ります。なお、⑦は意味を強調するためにuntilの後ろにat lastを入れることもあります。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/ej3/90781/m0u/ サイトのページの下の方にある「━━[接] 3」というところをご参照下さい。 takubaseball123さんへの回答
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございます
お礼日時:2012/9/22 15:39